投資ガイド

ISM指数とは?

ISM指数とは、米国の全米供給管理協会(ISM:Institute for Supply Management)が発表する企業の景況感を示す指数で、「ISM製造業指数(PMI:Purchasing Managers’ Index)」と「ISM非製造業指数(NMI:Non-Manufacturing Index)」の2種類からなります。

  • ISM製造業指数:毎月第1営業日(NY時間午前10時、夏時間:日本時間午後11時、冬時間:日本時間午前0時)公表
  • ISM非製造業指数:毎月第3営業日(公表時間は製造業指数と同じ)公表

月次の景気動向指標の中でもっとも早く公表されるもので、景気先行指標として注目されています。1931年から算出されており歴史が長く、以前はNAPM指数と呼ばれていました。

HP_ISM
ISM(全米供給管理協会)HP

ISM指数の作成にあたっては、製造業・非製造業の企業の仕入・購買部門によるアンケート結果を集計します。新規受注・生産・雇用・入荷遅延・在庫の調査項目に対して、1ヶ月前と比較して「良い」、「同じ」、「悪い」の3つの選択肢から選択する形式をとります。日本の日銀短観と類似する統計ですが、日銀短観がゼロを分岐点として、+(プラス)、-(マイナス)で表すのに対して、ISM製造業景気指数は、パーセンテージで表し、一般に50%を上回ると景気拡大、50%を下回ると景気後退を示唆すると言われています。
★なお日銀短観は、3ヶ月ごとに公表されます。

米国の製造業の景況感を示す経済指標には、ISM製造業指数の他に、フィラデルフィア連銀製造業景気指数、ニューヨーク連銀製造業景気指数などがあります。
米経済の構造上、サービス産業の比重が増しており、非製造業指数の指標の重要性も増しています。