おはようございます。

来週の月曜日は、マーティン・ルーサー・キング・ジュニア・デーで、米国市場は休場です。
昨日の米国株市場は、主要指数は続落、ダウ平均は-0.57%、S&P500は-0.72%、ナスダック総合は-0.87%でした。中小型株のラッセル2000は下げ幅がより大きく、-1.49%%で引けています。
米国10年債利回りは、1.087%に下落しています。
バイデン次期大統領が追加経済対策案を公表しましたが、市場は織り込み済みで、3連休を前に利益確定売りが優勢の展開でした。公表された経済対策は包括的であるものの、議会の審議を経て成立させられるのかとの疑問の声も出ており、審議過程で規模が縮小されるのではとの見方も出ています。
決算発表(2020年10~12月期)が、本格的に大手銀行から始まりました。今週は前日まで、銀行株は買い戻しが強まっていましたが、米国債利回りが低下したこともあり、銀行株は総じて軟調な反応でした。
TSMCの好決算と今期の強気見通しを好感して、前日上昇した半導体関連株も売られました。なおIT・ハイテク株から景気循環株へのシフトが本格化するとの意見が広がってきている模様です。
為替市場でも、3連休をを前にポジション調整、ドル買い戻しの動きが強まりました。ユーロドルは1.208まで下落、ポンドドルは1.358まで下落、ドル円は103.9まで上昇して終えています。ポンドは、ワクチン接種が比較的すすんでいることが好感されています。英ジョンソン首相はきょう、イギリスの80歳以上の老人の45%がワクチンを接種したと発表しました。

日本でワクチン接種が遅れているのは、根深い事情がありそうです。
参考記事:ワクチンに警戒感根強い日本、普及後れの可能性-過去の薬害が影か
VIX指数は24台に小幅上昇、ビットコインは37,000近辺まで下落しています。

みなさん、良い週末をお過ごしください。
SP500, Nasaq100, Russel2000, EURUSD 1時間足チャート
(クリックで拡大できます。)
GBPUSD, USDCNH(中国元), 金, ビットコイン 1時間足チャート
(クリックで拡大できます。)
【昨日の米国市場】
DJIA: 30,814.26 (-177.26, -0.57%)
S&P500: 3,768.25 (-27.29, -0.72%)
Nasdaq Composite: 12,998.50 (-114.13, -0.87%)
Nasdaq 100: 12,803.93 (-94.76, -0.73%)
Russel 2000: 2,123.20 (-32.15, -1.49%)
Gold Future: 1,827.70 (-23.7)
Oil Future: 52.04 (-1.53)
US10Y: 1.087% (-0.042)
VIX: 24.34 (+1.09)
BTC/USD: 37,155.14 (+396.14)
【本日の主要な経済指標】
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【本日の主要な決算発表】
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