米国株に投資する際、会社の規模は、まず「売上高」(米国の財務諸表では「Revenue」)でとらえると、実感がわきやすいと思います。
業種によりますが、東証の上位300社くらいだと、多くの企業は、●●●●億円(数千億円)です。このクラスが一般的に「大企業」と呼ばれる水準かと思います。米国企業なら●Billionドル(数十億ドル)に相当します。
巨大企業はさらに一桁大きく;
日本企業なら●兆円(数兆円)
米国企業なら●●Billionドル(数百億ドル)
です。
巨大企業の売上高(連結)の例
– 武田薬品(4502) 1.5兆円
– コマツ(6301) 2兆円
– セブンアイHD(3382) 5兆円
– Pfizer (PFE) 66B$
– Caterpillar (CAT) 63B$
– Google (GOOG) 40B$
Pfizerは武田薬品の約3倍強、Caterpillarはコマツの約2.5倍くらいの売上規模です。
桁違いの超巨大企業
ほんの数社だけ、さらに一桁多い10兆円オーバー、100B$オーバーの超巨大企業があります。
10兆円オーバーの日本企業は、トヨタ(7203)19兆円、NTT(9432)、JX-HD(5020)、三菱商事(8058)(日本基準)、三井物産(8031)(日本基準)、伊藤忠(8001)(日本基準)、あたりです(2012年3月決算)。
日本の国家予算の一般会計は約80兆円ですから、トヨタの売上高はその4分の1くらいに相当します。
なお商社は、米国基準だと収益認識基準が厳格なので、●兆円(一桁)に下がります。(在庫リスクなどがない売上・仕入は、手数料収入のように純額だけが計上されるためです。)
100B$オーバーの米国企業は、Wal mart (WMT) 450B$、ExxonMobil (XOM) 440B$、Chevron (CVX) 230B$、Apple (AAPL) 140B$、などがあります。