アラート機能の活用例
TradingViewや各証券会社のチャートアプリには、特定の状態になったときにメールやSMSで知らせてくれる「アラート機能」があります。このアラート機能を使って、米国株投資を効率化する方法を考えてみたいと思います。
忙しくてチャートをあまり見れない人や、監視銘柄がたくさんある人には、アラート機能が特に有効だと思いますね。
たとえば、下のチャートは、マイクロソフト(MSFT)の日足チャートです。(2021年7月9日引け時点)
(クリックで拡大できます。)
チャートの下の方に見える紫色のエリアは、RSIというテクニカル指標を表示しています。
株価とRSIを見比べると、マイクロソフトの場合は、RSIが40を下回ると株価が反転上昇する傾向があります。
そこで、「RSIが40を下回るとアラートで知らせてくれる」と、買いの準備ができるので便利ですね。
(注)
RSIは、一般に「70を超えれば買われすぎ、30を下回れば売られすぎ」ですが、いつもそうなるとは限りません。強いトレンドが出れば、70以上や30以下で張り付くことがありますので、単純にRSIだけを見て投資するのは危険です。マイクロソフトのような長期右肩上がりの銘柄では、RSIの売られすぎ(RSIが低い値)はある程度信頼できますが、RSIの買われすぎ(RSIが高い値)はあまり信用できない、といえます。
RSIは、一般に「70を超えれば買われすぎ、30を下回れば売られすぎ」ですが、いつもそうなるとは限りません。強いトレンドが出れば、70以上や30以下で張り付くことがありますので、単純にRSIだけを見て投資するのは危険です。マイクロソフトのような長期右肩上がりの銘柄では、RSIの売られすぎ(RSIが低い値)はある程度信頼できますが、RSIの買われすぎ(RSIが高い値)はあまり信用できない、といえます。
TradingViewのアラート機能の使い方
それでは具体的に、Webベースのチャートアプリ「TradingView」を使って、上のマイクロソフトの例のアラートを設定してみます。
TradingViewの画面右サイドの「目覚まし時計」アイコンが、アラート機能のメニューです。
新規のアラートを設定する画面で、アラートの時間や方法などの詳細を、設定します。
上の事例のアラートは、以下のように設定するとOKです。
TradingViewのアラートの通知方法には、「(スマホ用のTradingView)アプリに通知」、「ポップアップ通知」、「Eメール」、ブラウザの「サウンド通知」、「EメールからSMSへの通知」などがあります。
アラートの通知方法としては、「(スマホ用のTradingView)アプリに通知」が一番使いやすいと思います。
なお、「EメールからSMSへの通知(Send Email-to-SMS)」は、Docomo(@docomo.ne.jp)などのキャリアメールに対して通知を送付する機能です。
なお、「EメールからSMSへの通知(Send Email-to-SMS)」は、Docomo(@docomo.ne.jp)などのキャリアメールに対して通知を送付する機能です。
その他のアラートの設定例
上のマイクロソフトの事例では、RSIが特定に値になったときにアラートを出しましたが、その他に;
- 株価が特定の水準まで到達したら知らせる
- 株価が特定の幅以上に(特定の期間に)増減したら知らせる
- 移動平均線にタッチしたら知らせる
などの使い方が考えられると思います。
ご参考になれば幸いです。