米国株投資のための英単語特集:目次
(1)Whipsaw
(2)Lackluster
(3)Capitulate
(4)Spook
(5)Languish
(6)Proliferation
(7)Blip
(8)Repurchase
(9)~single digit、~teens
(10)Assault
(11)Plummet
(1)Whipsaw
(2)Lackluster
(3)Capitulate
(4)Spook
(5)Languish
(6)Proliferation
(7)Blip
(8)Repurchase
(9)~single digit、~teens
(10)Assault
(11)Plummet
この記事は、「米国株投資のための英単語」特集の一環で書いています。
この特集では、TOEICなどではあまり出てこない一方で、株式ニュースでは頻繁に見かける単語や言いまわしをとりあげています。
「Blip」とは
今回とりあげる単語は、「Blip」です。
「Blip」は、「ピッという音」「レーダースクリーン上で他の飛行機・潜水艦などの位置を示す点(ブリップ)」「突然の小さな衝撃」「意味のない中断」「傾向からのマイナー・一時的な逸脱」などを意味する名詞です。
「Blip」の使われ方
「Blip」は、株式関連のニュースでは「トレンドから一時的に逸脱するマイナーな動き」といった意味で使われます。
例文:
Sell-off in US stock indices likely to be a blip.
(訳)
米国の株価指数の下落は、(トレンドを変えることのない)一時的・マイナーな動きに終わる可能性があります。
Sell-off in US stock indices likely to be a blip.
(訳)
米国の株価指数の下落は、(トレンドを変えることのない)一時的・マイナーな動きに終わる可能性があります。
2021年6月16日、FOMCの結果公表でタカ派よりのサプライズを受けたところに、さらに後日、(FOMCメンバーの中でもハト派で知られる)セントルイス連銀・ブラード総裁が、2022年中の利上げ開始を示唆しました。グローバル市場はこれを受けて、FRBがインフレを早期に抑え込み、適温相場(コルディロックス相場)が終了との見方から、これまでの投機マネーが一気に逆流、「コモディティ・株・リスク通貨が売られ、長期国債・米ドル・円が買われる」というリスクオフの展開になりました。
ただし週明けには、市場は落ち着きを取り戻し、「今回のインフレはすぐに収束し、2023年より前の利上げの可能性はまだ低い」との見方で、米国株は買い戻されました。
つまり、2021年6月のFOMCによる下落は、「Blip」に終わる可能性がある、という見方がでていますが、さて今後どうなるでしょう。
まずは、6月25日発表の米PCEデフレータに注目しましょう。