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ランキングと個別銘柄チャートの最終更新日は、2022年12月25日です。
コラム

インテルが投資計画を発表。TSMCに「どのように(How)追いつくのか」が見えない市場の反応は・・・

インテルの投資計画

2021年3月23日の株式市場が引けた後、インテルCEOのGelsinger氏が、ガイダンスで投資計画を発表しました。

米半導体、復権へ始動 インテル背水の2兆円新工場(日経)

今後数年間で200億ドル(約2兆1700億円)を投じて、米アリゾナ州に新工場を建設、2024年の稼働を目指し、PC向けCPUなどに使われる回路線幅が7ナノメートル程度の最先端半導体の生産を行う予定です。

バイデン大統領は今年2月、半導体などの供給網を見直す大統領令に署名、また議会が今年度の国防権限法に盛り込んだ半導体の投資支援策を支持して、補助金などに370億ドルを計上するよう議会に求めました。

これを受けたかたちでインテルは今回、ファウンドリ(受託生産)事業の開始も表明しました。

しかし技術的に約2年半先行して絶対優位にあるファウンドリ・台湾TSMCの5ナノ最先端チップは、昨秋から、アップルのiPhone12向けに全量供給がスタートしています。さらに、TSMCの今年の設備投資額は280億ドルで、今回のインテルの投資計画をはるかに超えるもので、またTSMCは同じ米アリゾナ州に新工場を建設予定で、両社はほぼ同じ時期に新工場を稼働させることになります。

市場の反応は?

24日の市場の反応について、参考に以下のチャートをご覧ください。2021年年初からの日足を相対比較しています。(クリックで拡大できます。)

投資計画を発表したインテルは、下落▼
チップメーカーのライバルAMDは、下落▼
ファウンドリーの台湾TSMCは、下落▼
半導体製造装置のアプライドマテリアル、ラムリサーチ、ASMLは、そろって上昇△

わかりやすいですね。
今回のインテルの投資計画の発表で、最も恩恵を受ける半導体製造装置メーカーは「買い」。
インテルは、どうやってTSMCに追いつくのかが見えないので「売り」。そうはいっても競合は影響をうけるので、TSMCとAMDは「売り」

ご参考にもう少し長い目で、昨年年初から比較すると、以下のような感じです。インテルの置かれている状況がわかりやすくなります。

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