IG証券

【米国株.comへようこそ!】
ランキングと個別銘柄チャートの最終更新日は、2022年12月25日です。
コラム

2021年のIPO企業のリターン・ベスト3は、Doximity、Ryan、dLocal。

はじめに

今日から新年度です。幸先良いスタートがきれると良いですね。

年金制度の変更や、成人年齢引き下げなど、新年度でいろいろ変わるようですね。
私個人的には、高校の公共(現代社会から変わる新科目)と家庭科で金融教育が必修になることに注目しています。

さて、2021年にIPOした米国企業(約400社)の大部分の株価は、IPO価格を下回っています。しかしそうした中でも、勝ち組になっている銘柄があります。今回の記事は、そうした優良IPOを紹介したいと思います。

目次に戻る

2021年のIPO企業のリターン・ランキング

米国の投資雑誌バロンズが、2022年3月31日に、「2021年のIPO企業のリターン・ベスト10」をまとめていますので、ご紹介したいと思います。

元記事:Most 2021 IPOs Were Duds. These Are the Winners.

バロンズの抽出の条件は、以下の通りです。

  • 2021年に、ナスダックまたはNYSEに上場し、5億ドル以上の収益を上げている企業
  • ロックアップ期間(IPO前の株式の保有者が、上場後の90日から180日間、株式を売却することを禁じられている期間)の期限が終了している企業

 

シンボル銘柄名上場日IPO価格上場後のトータル・リターン※
DOCSDoximity6/23/2126.00102.19
RYANRyan Specialty Group7/22/2123.5066.55
DLOdLocal6/2/2121.0056.90
BZKanzhun6/11/2119.0046.05
DOCNDigitalOcean3/23/2147.0032.72
EDREndeavor Group4/28/2124.0025.25
CWANClearwater Analytics9/23/2118.0024.61
CFLTConfluent6/23/2136.0023.08
CNMCore & Main7/22/2120.0021.10
SSentinelone6/30/2135.0016.51

※トータル・リターンは、上場後の配当を含む総リターンを意味します。(情報元はFactSet)

上記10銘柄の、IPO後の株価推移は、以下の通りです。
(相対比較ではなく、縦軸の目盛を株価で示した絶対比較のチャートです。クリックで拡大できます。)

IPO直後に株価が加熱しても、市場全体が調整相場にあるなかで、上場後の最高値からは大きく下落している銘柄が多いです。
しかし上記の「勝ち組」銘柄群は、IPO直後から堅調な決算を発表しており、現在の株価は、IPO価格からは依然として相当に高い水準で推移しています。

  • 2021年のIPO企業のベスト・リターンは、Doximity(DOCS)です。同社は、医師にクラウドベースのデジタルプラットフォームを提供する企業です。 株価は26ドルのIPO価格を一度も下回っておらず、直近は上のチャートの通り52ドル近辺で推移しています。FactSetによると、同社の配当を含むIPO価格からのトータルリターンは102%です。2022年2月、同社は第3四半期の収益が前年比で67%増加したと報告しています。
  • 第2位は、卸売専門の保険ブローカーであるRyan Specialty Group(RYAN)です。 同社は2022年3月、第4四半期の収益が前年比で約16%増加したと報告しています。
  • 第3位は、決済サービスを提供するdLocal(DLO)です。同社は2022年今月初めの決済会社は、四半期収益・EPSともに、市場予想を上回りました。

以下、中国のモバイル求人プラットフォームのKanzhun、クラウドコンピューティング・サービスのDigitalOcean、タレント・スポーツのエージェンシー企業Endeavor Group、投資管理ソフトのClearwater Analytics、クラウドソフトウェアのConfluent、排水・廃水等の専門企業Core & Main、AIベースのサイバーセキュリティ・プラットフォームのSentinelone、と続いています。

以上、ご参考になれば幸いです。

目次に戻る


【(オススメ)グローバル投資戦略で最適な金融商品を選べる「IG証券」】IG証券
IG証券のメリット
日系証券の中で唯一、株価指数CFD・商品CFDの最小ロット「0.1」(これから株価指数CFD・商品CFD取引を始める場合、最小ロット「1」ではなく、最小ロット「0.1」をおすすめします。)
・日系証券の中で最も多い株価指数CFD・商品CFDの品揃え。グローバル分散投資に最適
・米国株価指数は、ダウ30、S&P500、ナスダック100、ラッセル2000、VIX指数、FANG指数(ラッセル2000を取引できるのは、日系証券ではIG証券とOANDAのみ)
・日系証券の中で唯一、24時間取引可能(いつでも決済取引が可能)
・世界の株価指数CFD:約40銘柄、株式CFD(米国株、米国ETF、欧州株、中国株、日本株等):約12,000銘柄、FX通貨ペア:101銘柄、金、原油、銅、コーンなど商品CFD:約70銘柄
・レバレッジあり、売りからも可能(信用取引と同様のトレード可能)
・リーズナブルな手数料・1株数百円~数千円から
・バイナリーオプション、ノックアウト・オプション
・ロンドン取引所上場、世界23万人以上が利用、CFD世界No1
・学習コンテンツ充実、新規口座開設キャンペーン(5万円キャッシュバック)
参考記事はこちら「株価指数CFD・商品CFDの取引は、どの証券会社を選ぶべきか?【徹底比較・2022年版】」
【(オススメ)最強のチャート分析ツールTradingView。活用方法は無限大!】

【(オススメ)グローバル分散投資に最適な江守氏のメルマガ。ヘッジファンドのノウハウを学んで投資スキルを高めよう!】

スポンサーリンク
米国株投資ガイド『米国株.com』
タイトルとURLをコピーしました