米国長期金利の急上昇のほか、最近はさまざまな市場が大きく動いているので、各投資対象ごとにテクニカル分析の記事を残していきたいと思います。
【テク二カル分析の見方】
基本的に1時間足チャートを掲載しています。
単純移動平均線の期間は、20・75・200・480。特に480(赤の太いライン)は、日足20日移動平均の代用として注目します。
水平線は、直近の高値・安値などの、重要なサポート・レジタンスラインとして描画しています。
ジグザグ(高値・安値をつないだインジケータ)は、ダウ理論によるトレンド認識のために描画しています。
基本的に1時間足チャートを掲載しています。
単純移動平均線の期間は、20・75・200・480。特に480(赤の太いライン)は、日足20日移動平均の代用として注目します。
水平線は、直近の高値・安値などの、重要なサポート・レジタンスラインとして描画しています。
ジグザグ(高値・安値をつないだインジケータ)は、ダウ理論によるトレンド認識のために描画しています。
S&P500株価指数CFD
S&P500指数は、三尊(ヘッドアンドショルダー)ぽい形状のサポートラインと、日足20日移動平均の交差する領域での攻防になっています。米国株市場は、長期金利上昇に伴ってグロース株から景気循環株に「資金シフト」が起きています。米株全体が弱気相場入りとまでいえないので、まずは日足20日移動平均(赤い太線)を割ってくるかに注目です。
ナスダック100株価指数CFD
大型グロース株、特にIT・ハイテクセクターが多いナスダック100指数は、S&P500指数とは異なり、重要なサポートラインと日足20日移動平均線を明確に下抜けてきました。
ユーロドル
ここのところポンド・豪ドルとくらべて弱かったユーロが、やっと復活してきました。何度もトライして跳ね返されてきたレジスタンス・ライン(少し引いて見ると、逆三尊、すなわち逆向きのヘッドアンドショルダーのネックライン)を上抜けしそうな状況です。
欧州では、米・英と比べて遅れていたワクチン接種がすすみ、またドイツの長期金利が急上昇してきています。昨日はECBラガルド総裁が、長期金利上昇を警戒する発言をしています。
ビットコイン(BTC/USD)
イーロン・マスク氏のツイートで乱高下していますね。(教科書的には)弱気相場入りが近いように見えますが、急落しても他の市場と違ってすぐに急上昇するので、安易なショートは難しいところです。
商品(銅)
週足でみると、2011年の歴史的な高値に接近しています。ワクチン接種がすすみ、銅にかぎらずコモディティ全体で堅調な展開が続きそうです。