台湾のTSMCは、半導体受託製造(ファウンドリ)で世界最大の会社です。
(自社で設計・製造・販売を行う「IDM(垂直統合)」型のインテル、マイクロンなどを除いて、)設計と販売のみを自社で行う「ファブレス」型の大手企業を顧客に持ちます。(例:クアルコム、AMD、NVIDIA、アップル、ブロードコムなど。以前はファーウェイも顧客でしたが、2020年9月以降は米国政府のファーウェイ制裁を順守して取引停止中です。)
TSMCでまず注目頂きたいのは、「利益率の高さ」です。下の「業績はやわかりチャート」をご覧いただければ分かる通り、変動が激しい業界の中で異様に高い利益率を保持しています。
TSMCの現在の売上の約半分はスマホ向け半導体です。今後5GスマホやHPC(High-Performance Computing)製品の需要が高まり、目先の数年間は売上高の増加が確実視されています。
米中貿易摩擦で最も漁夫の利を得たのは、台湾とされます。中国のファウンドリの台頭を含め今後も目が離せない銘柄です。
業績・株価比較チャート(米国株.com式)
四半期ごとの売上高・当期利益(および1株当たり当期利益)の推移を、日足チャートと対比させています。
(クリックで拡大できます)最終更新日:2022年12月25日
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