200日移動平均線とは?
移動平均線には;
日足:5日・10日・25日・50日・75日・200日
週足:9週・13週・26週・50週
など、いろいろなものがあります。人によって見ている移動平均線が違うため、最もポピュラーな移動平均線を使うことが重要です。
米国株のトレードで使う移動平均線で、最もベースとなるものは、「200日」の長期移動平均線です。(中期線でよく使われるのは「50日」です)
★日本株だけを売買している方はピンとこないかもしれませんが、米国株では、200日平均線は多くが見ています。移動平均線を考案したジョセフ・グランビル(Joseph E. Granville)も、200日平均線を使用しています。(日本株の売買では、目先の需給変動が中心で、移動平均線など見てられないという方も多いと思いますが・・)
参考:「グランビルの八法則」
株価と移動平均線の位置関係から導き出した経験則
「買い」サイン
1.下落してきた移動平均線が上昇し始め、株価が移動平均線を上抜いたとき
2.移動平均線が上昇基調にあって、株価が移動平均線を一時的に下回ったとき
3.株価と移動平均線との乖離が大きくなり株価が下落しても、上昇中の移動平均線とクロスしないまま、再度上昇したとき
4.移動平均線が下落基調にあって、株価が大幅にマイナスへ乖離しているとき(逆張り。危険度大)
「売り」サイン
5.株価が移動平均線から大幅にプラスへ乖離しているとき
6.株価が上昇基調から下落基調に転じて、移動平均線を下回ったとき
7.下降中の移動平均線を株価が上回っても、トレンド反転が見込めない時点(戻り売り)
8.株価が下落トレンドにあって、移動平均線を上回れず、再度下落を始めた時点
上記の3番と8番(移動平均線がサポートになって反転し、かつ、その前の高値(レジスタンス)を抜けたとき。順張り。)がまあ一般的かなあ、と思います。
★なお個人的には、2本の「指数移動平均線」(≠単純移動平均線)の距離を使ったテクニカル指数「MACD」をよく使います。