【米国株「高配当株戦略」特集】
(1)バロンズおすすめ「引退後に備える配当株10銘柄」
(2)米国株配当利回りランキング(S&P500)【随時更新】
(3)米国の主要な「高配当ETF」の構成銘柄をみてみよう
(4)全世界(米国以外)の主要な「高配当ETF」の構成銘柄をみてみよう
(5)タバコ関連銘柄(アルトリア、フィリップモリス)が「高配当株」である理由
(6)長期投資の狙い目セクター「食品株」を分析してみよう
(7)AT&Tの配当利回りは、今度どうなるか?
(8)AT&Tの減配は、株主に対する裏切りか?
(1)バロンズおすすめ「引退後に備える配当株10銘柄」
(2)米国株配当利回りランキング(S&P500)【随時更新】
(3)米国の主要な「高配当ETF」の構成銘柄をみてみよう
(4)全世界(米国以外)の主要な「高配当ETF」の構成銘柄をみてみよう
(5)タバコ関連銘柄(アルトリア、フィリップモリス)が「高配当株」である理由
(6)長期投資の狙い目セクター「食品株」を分析してみよう
(7)AT&Tの配当利回りは、今度どうなるか?
(8)AT&Tの減配は、株主に対する裏切りか?
引退後に長期の安定収入を構築する10の銘柄
バロンズの最新号に、「引退後に長期の安定収入を構築する10の銘柄」として、10の配当株が掲載されていますので、引用して紹介したいと思います。
銘柄 | 株価 | 配当利回り | 時価総額 (Bil) | 2020年1月末 以降リターン | 増配率(5年) |
AT&T (T) | $29.99 | 6.9% | $215.4 | -14.5% | 2% |
コカコーラ (KO) | 51.52 | 3.3 | 222.0 | -8.0 | 4 |
コンエド (ED) | 73.43 | 4.2 | 25.1 | -17.9 | 3 |
IBM (IBM) | 130.62 | 5.0 | 116.7 | -3.1 | 5 |
J&J (JNJ) | 161.91 | 2.5 | 426.3 | 12.4 | 6 |
ケロッグ (K) | 62.59 | 3.7 | 21.3 | -5.7 | 3 |
P&G (PG) | 132.56 | 2.4 | 326.4 | 9.0 | 3 |
SL グリーンリアルティ (SLG) | 70.02 | 5.2 | 4.9 | -18.5 | 8 |
USバンコープ (USB) | 53.47 | 3.1 | 80.3 | 5.0 | 11 |
ベライゾン (VZ) | 57.01 | 4.4 | 236.6 | 0.2 | 2 |
AT&T (T)
配当利回りが7%近辺であることから、配当狙い投資家の間では最も注目される銘柄の一つです。
ネックなのは多額の債務ですが、経営陣からは配当をコミットする複数の発言(「設備投資後のキャッシュフローは十分」など)が出されています。37年連続増配中です。
ネックなのは多額の債務ですが、経営陣からは配当をコミットする複数の発言(「設備投資後のキャッシュフローは十分」など)が出されています。37年連続増配中です。
銘柄解説 T:AT&T Inc.(エーティーアンドティー)
米通信大手のAT&Tは、2020年で36年連続して増配を続けている安定企業です。AT&Tの株価自体は軟調に推移しています。配当利回りでは非常に良い水準ですので、配当狙いで米国株投資を始めたい方は、検討...
コカコーラ (KO)
同社はパンデミックの間も配当を維持、厳しい時期でも耐久性があることの証明となりました。また経済回復の恩恵を受けやすい銘柄でもあります。59年連続増配中。
銘柄解説 KO:The Coca-Cola Company(コカ・コーラ)
ジョージア州アトランタに本社を置くコカ・コーラ・カンパニーは、1892年設立、200を超える国と地域でコカ・コーラをはじめとする清涼飲料水を販売している総合飲料会社です。飲料ブランドとしては、コカコーラ、スプライト、...
コンエド (ED)
同社の正式名称は、「Consolidated Edison(コンソリデイテッド・エジソン)」、ニューヨーク州等で電力、ガス、蒸気を供給するエネルギーセクターの会社です。
規制業種である公益セクターは、一般に耐久性と回復力があり、バロンズでは当銘柄はニューヨークの経済回復の恩恵を受けると予測しています。47年連続増配中。
IBM (IBM)
業績は精彩を欠いていますが、バロンズは、同社のクラウド事業の成長に期待しています。また現在の配当利回りは魅力的な水準にあり、また経営陣の配当に対するコミットもみられます。21年連続増配中です。
銘柄解説 IBM:IBM Corpotation(アイビーエム)
ニューヨーク州アーモンクに本社を置くアイビーエム(正式名:International Business Machines Corporation)は、1911年設立、コンピュータ関連の老舗企業です。近年の業績は精彩を...
J&J (JNJ)
同社について、バロンズは、モーニングスターの以下の分析を紹介しています。
「同社は、配当を支え、成長を続けるための3つの属性である、多様な収益基盤、発展途上の研究パイプライン、卓越したキャッシュフローの創出を兼ね備えています。」
同社は59年連続増配中です。
「同社は、配当を支え、成長を続けるための3つの属性である、多様な収益基盤、発展途上の研究パイプライン、卓越したキャッシュフローの創出を兼ね備えています。」
同社は59年連続増配中です。
銘柄解説 JNJ:Johnson & Johnson(ジョンソン・アンド・ジョンソン)
ニュージャージー州ニューブランズウィックに本社を置くジョンソン・アンド・ジョンソンは、1887年設立、製薬、医療機器その他のヘルスケア関連製品を取り扱う多国籍企業です。2020年で58年連続の増配を続けています。 ...
ケロッグ (K)
同社は2020年、4つの主要セクター(スナック、シリアル、冷凍食品、麺)で6%の売上高成長。生活必需品セクターの中のトップ企業の中ではバリュエーション的に割安の銘柄、と紹介されています。
P&G (PG)
配当株の代表格である同社は、パンデミックによるロックダウンの間も、ペーパータオルなどの大量販売の恩恵を享受しました。59年連続増配中です。
銘柄解説 PG:The Procter & Gamble Company(ピーアンドジー)
P&Gは、2020年で58年連続の増配を続けている安定企業です。 代表的なバリュー株として、長期的に右肩上がりのチャートになっています。なおパンデミックの相場急落後は、グロース株のような上昇になっていますの...
SL グリーンリアルティ (SLG)
同社は、マンハッタンのオフィスビルを数多く所有するオフィス型REITです。
バロンズでは、「労働者がニューヨークのオフィスに戻ってこない」ことはなさそう、むしろ経済回復の恩恵を受ける銘柄、と紹介されています。
バロンズでは、「労働者がニューヨークのオフィスに戻ってこない」ことはなさそう、むしろ経済回復の恩恵を受ける銘柄、と紹介されています。
「米国REIT」特集(2)米国REIT全銘柄リスト(投資対象別)
「米国REIT」特集・目次 (1)米国REIT全銘柄リスト (2)米国REIT全銘柄リスト(投資対象別)(当記事) (3)米国REIT関連のETF (4)米国のREITと日本のREITの比較 (5)米国REITの上位トップ10の個...
USバンコープ (USB)
強力なローンポートフォリオと優れた信用によって、同社はトップレベルの「スーパー・リージョナル・バンク」であり、また同業他社(Truist Financial(TFC)やKeyCorp(KEY))と比較してバリュエーション的にも割安、と紹介されています。
ベライゾン (VZ)
ベライゾンは、最近バフェット氏が買い増してニュースになりましたね。
同社は経済の回復と5Gの普及から恩恵を受ける銘柄です。配当利回りも魅力的な水準です。
同社は14年連続の増配中です。
同社は経済の回復と5Gの普及から恩恵を受ける銘柄です。配当利回りも魅力的な水準です。
同社は14年連続の増配中です。
銘柄解説 VZ:Verizon Communications Inc.(ベライゾン)
通信大手・ダウ平均構成銘柄のベライゾンは、2020年で13年連続の増配を続けています。米国最大の携帯キャリアであるベライゾン・ワイヤレスを傘下に持ち、また近年ではYahooも傘下に取り入れています。 ...
以上、ご参考になれば幸いです。
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