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コラム

アルファベット(グーグル)のクラスA株(GOOGL)とクラスC株(GOOG)は、どちらを買うべきか?

アルファベットのクラスA株(GOOGL)とクラスC株(GOOG)の違い

アルファベット(グーグル)の株には、上場している銘柄が2種類、クラスA株(GOOGL)とクラスC株(GOOG)がありますね。

GOOGLとGOOGの違いは、GOOGLの方は1株1議権が付与されている一方で、GOOGの方は議決権がありません。(なお、これら以外に、創業者が保有している1株10議権のクラスB株(非上場)があります。)

GOOGは、もともとGOOGLを保有していた株主に1:1の株式分割の際に付与されたもので、両方ともに流動性が大きく、両方ともにS&P500株価指数の構成銘柄となっています。

ここで質問です。
アルファベット(グーグル)の株をこれから買う場合、議決権有りのGOOGLと、議決権無しのGOOGのどちらを買うべきでしょうか?

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GOOGLとGOOGのチャートを相対比較

上のチャートは、GOOGLとGOOGの株価を、2018年年初から相対比較したものです。赤がGOOGL、青がGOOGです。議決権のないGOOGの方が微妙に上にずれているのがわかると思います。

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「GOOGL/GOOG比率」の長期比較

上の相対比較ではわかりにくいので、ここで、GOOGLの株価をGOOGの株価で割った「GOOGL/GOOG比率」を長期比較してみましょう。

青い水平線は「1」です。青い水平線より上は、議決権のあるGOOGLの方にプレミアムがついている(割高)という意味です。

上のチャートでは、

  • GOOGLのプレミアムは、2015年頃から次第に減少していき、
  • 2019年後半にはついに逆転してGOOGの方が割高となり、
  • 特に今年2021年の4月下旬から、GOOGの割高度が急激に上昇している

ことがわかります。

ちなみに、2021年6月26日(金)の終値では、GOOGLが2,450.17(売買高は1,729千株)、GOOGが2,539.90ドル(売買高は1,674千株)、GOOGの方が3.6%ほど割高です。

流動性が両方ともに十分あって、議決権の有無が違うGOOGLとGOOGで、何で議決権がない方のGOOGが割高(しかも割高度が増している)なのでしょうか?

GOOGがGOOGLより割高である理由

足元で議決権がない方のGOOGの方が、議決権のあるGOOGLより割高(しかも割高度が増している)である理由として考えられる点として;

GOOGは、アルファベットの直近の自社株買いによる株主還元の対象であるのに対して、GOOGLは自社株買いの対象となっていないことが需給を歪めている、と考えます。

下記は2021年4月の1Q決算発表で、GOOGの自社株買い枠の増加(500億ドルの増加)を発表している部分です。

On April 23, 2021, the Board of Directors of Alphabet authorized the company to repurchase up to an additional $50.0 billion of its Class C capital stock. The repurchases are expected to be executed from time to time, subject to general business and market conditions and other investment opportunities, through open market purchases or privately negotiated transactions, including through Rule 10b5-1 plans.

今後、上記の需給の歪みが解消されると、GOOGの割高さは減少していくと予想します。

現在どちらを購入するべきかというと、私なら議決権があって割安なGOOGLを購入します。

なお、クラスB株の経営陣だけで過半数の議決権を占めているので、クラスA株の議決権のプレミアムが市場で軽視されるのも仕方ないように思います。

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