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ランキングと個別銘柄チャートの最終更新日は、2022年12月25日です。
コラム

米国株・CFD取引入門ガイド

CFD取引とは?

CFD(Contract for Difference)取引とは、日本語では「差金決済取引」で、取引開始時点から取引終了時点に発生した「差額分」を決済する取引を意味します。

CFDは、金融派生商品(デリバティブ)であり、原資産の価値に連動します。CFD取引では、取引を始める時には、実際に資産を保有することはありません。マーケットが有利な方向に動いた際に利益が発生し、不利な方向に方向に動いた際に損失が発生します

CFD取引のメリット

メリット1:上昇相場でも下落相場でも、利益獲得のチャンスがある

たとえばアップル株の現物を買う場合と、アップル株のCFDを買う場合を比べてみます。アップル株の現在の株価を100ドルと仮定します。(簡略化のために、証券会社の手数料・スプレッドは無視します。)

アップル株を買いから入る場合

アップル株の「買い」現物取引
アップル株の現物を1株、100ドルで買う場合は、100ドルを支払います。
株価が150ドルになったときに売却すると、150ドルが返ってきます。差額の50ドルが、実際の利益です。
株価が50ドルになったときに売却すると、50ドルが返ってきます。差額のマイナス50ドルが、実際の損失です。
アップル株の「買い」CFD取引
アップル株のCFDを1株、100ドルで買う場合は、支払いはありません。
株価が150ドルになったときに売却すると、CFDでは「差額分」を決済するため、50ドルが返ってきます。この50ドルが利益です。
株価が50ドルになったときに売却すると、CFDでは「差額分」を決済するため、(証拠金というあらかじめ預けた額から)50ドルが差し引かれます。この50ドルが損失です。

アップル株の売りから入る場合

アップル株の「売り」信用取引はできない
日本の証券会社(SBI証券や楽天証券など)では、日本株と異なり、通常、米国株の信用取引はできません。したがって、アップル株を売りから入ることはできません。
アップル株の「売り」CFD取引
アップル株のCFDを1株、100ドルで売る場合は、支払いはありません。
株価が50ドルになったときに売却すると、CFDでは「差額分」を決済するため、50ドルが返ってきます。この50ドルが利益です。
株価が150ドルになったときに売却すると、CFDでは「差額分」を決済するため、(証拠金というあらかじめ預けた額から)50ドルが差し引かれます。この50ドルが損失です。

以上でお分かりの通り、CFD取引の大きなメリットの一つは、買い・売りのどちらでも入れるため、上昇相場でも下落相場でも、利益獲得のチャンスがあることです。

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メリット2:レバレッジ取引のため資金効率がよくなる

CFDのもう一つの特徴は、レバレッジ取引である点です。レバレッジ取引は「証拠金取引」とも呼ばれます。

例えば、株価100ドルのアップル株を100株買う場合、通常の現物株取引では、「@100ドル x 100株」で10,000ドルを用意する必要があります。

一方、CFD取引では、レバレッジといって、証拠金の範囲内で一定の倍数分だけ注文することができます。レバレッジが5倍であれば、10,000ドル(@100ドル x 100株)の5分の1の20,000ドルの資金があれば、取引が可能です。いいかえれば、同じ資金で通常の取引よりも大きなポジションを保有できます。

ただし、CFD取引の損益は通常取引と同じフルサイズをベースに計算されますので、利益は何倍にも大きくなる一方、損失も同様に膨らみます。価格変動によって評価損が発生した場合、証拠金の資金積み増し又はポジションの決済を促すマージンコールを受ける場合があり、さらに評価損が増えた場合、そのポジションは強制ロスカットされ損失が確定する場合があります。(信用取引における「追証」・「強制決済」と同じ理屈と考えてください。)
この点については、リスク管理に十分を気をつける必要があります。

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FXは、CFD取引の一種である

ここまで読まれた方で、FXをやっている方は、CFDは「FXと同じだな」と思われると思います。
その通りで、FXは「外国為替証拠金取引」といって、つまりCFD取引の一種です。

海外では、CFD取引のサービスラインアップとして、FX、個別株、株価指数、商品などが並列で取り扱われることが一般的です。

しかし日本ではこれまで、先にFXが単独で普及しました。今後は、FX以外のCFD取引として、日系の証券会社でも、個別株、株価指数、商品などのCFD取引が増えていくと考えられます。

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CFD取引でおすすめの日系証券会社

個別株、株価指数、商品などのCFD取引のサービスをはじめる日系の証券会社が少しづつ増えてきています。

現在、日系証券会社のCFD取引で、ダントツのおすすめは、IG証券です。

IG証券(最もオススメ)


個別株のCFD

国内外12,000以上の銘柄にCFDで1株から投資可能で、日本株・米国株・欧州株・アジア株などの取り扱い銘柄数は圧倒的です。(トヨタやソフトバンクなどの日本株のみならず)アップル、テスラ、アマゾンなど米国株では数千銘柄に投資が可能で、また「売り」からも入れますので、下落相場でも利益を狙えます。レバレッジも使えますので、資金効率も良くなります。

ETFのCFD
海外で圧倒的な人気を誇る一方で国内の他の証券会社では扱っていないETF(たとえば、ARK Investの「ARKK」など)もCFD形式で取引が可能です。

株価指数のCFD
日経平均やダウ平均、S&P500などの主要株価指数はもちろん、FTSEやDAX、香港ハンセンなどの世界の株価指数が国内証券で唯一、24時間取引可能です。

商品(コモディティ)のCFD
金や銀、アルミニウム、ニッケルといった貴金属から、WTI原油、北海原油、NY天然ガスなどのエネルギー、ココアや砂糖、小麦といった農産物まで約70種類の商品が取引可能で、国内証券でダントツの取り扱い数です。

FX
主要通貨ペアからブラジルレアルや南アフリカランドなどの新興国通貨、トルコリラやハンガリーフォリントなどのエキゾチック通貨まで約100種類の通貨ペアを提供中です。これも国内証券でダントツの取り扱い数です。

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楽天証券

株価指数のCFD
日本株の大手ネット証券(SBI、楽天、マネックス)の中では、楽天証券が、はじめて株価指数のCFDのサービスを開始しています。プラットフォームにMT4という無料ソフトを使っていますので、自動売買のスキルを磨くこともできますので、こちらもオススメです。

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レバレッジ10倍、下落局面でも利益を狙える楽天の株価指数CFD


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IG証券のメリット
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・日系証券の中で唯一、24時間取引可能(いつでも決済取引が可能)
・世界の株価指数CFD:約40銘柄、株式CFD(米国株、米国ETF、欧州株、中国株、日本株等):約12,000銘柄、FX通貨ペア:101銘柄、金、原油、銅、コーンなど商品CFD:約70銘柄
・レバレッジあり、売りからも可能(信用取引と同様のトレード可能)
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参考記事はこちら「株価指数CFD・商品CFDの取引は、どの証券会社を選ぶべきか?【徹底比較・2022年版】」
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