ブラックスワン指数(SKEW指数)とは?

はじめに

おはようございます。
緊急事態宣言が再度発令か、という状況で新年の相場が始まりましたね。

さて、本日は「ブラックスワン」についての記事にしたいと思います。
(新年早々、縁起の悪い話ですみません。)

ブラックスワン指数とは

SKEW Index:スキュー指数(別名:ブラックスワン指数)という指数をご存じでしょうか?

「Skew」は、一般的な英単語としては「斜め」とか「歪み」という意味です。

SKEW指数は、米シカゴ・オプション取引所(CBOE)が算出する指数で、S&P500指数を対象とするオプション取引で、コール(買う権利)に対するプット(売る権利)の需要の強さによって算定し、市場のゆがみ(skew)を数値化した指数です。

SKEW指数は、数値が高ければ高いほど、将来の価格変動を警戒して備える動きが活発化していることを示しており、投資家が「ブラックスワン(まさかの黒い白鳥)」が出現することを恐れると、ブラックスワン指数が上昇しやすいと言われています。

なお、VIX指数(恐怖比数)とは、今後30日間のS&P500の予想変動範囲であり、数値が高いほど投資家が市場に対して不安や恐怖を抱いていることを意味します。

VIX指数は短期的なボラティリティであるのに対して、SKEW指数はテールリスク(想定外のリスク)に備える動きですので、両者を比較すると良いと思います。

SKEW指数とVIX指数とS&P500指数の比較

以下のチャートは、SKEW指数とVIX指数とS&P500を比較したものです。(2019年年初~2020年末の2年間)
青線がSKEW指数(目盛りはチャート右側の、2列のうち左側)、緑線がVIX指数(目盛りはチャート左側)
オレンジ線がS&P500(目盛りはチャート右側の、2列のうち右側)です。
(クリックで拡大できます。)

2020年12月31日時点で、VIX指数(緑色のライン)は22.75まで低下しているのに対して、SKEW指数(青色のライン)は147.83で、直近2年では最高水準まで上昇してきています。

上のチャートでわかる通り、SKEW指数はタイムラグを伴うものの、相場の大きな下落の前兆になりうる、といえると思います。

 

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