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コラム

ジャクソンホール会議・パウエル議長講演の反応は、「株高・債券高・ドル安」。議長講演の英文を読んでみよう

ジャクソンホールのパウエル議長講演後、S&P500・ナスダックは最高値更新

1日だけ且つオンラインで開催された今年のジャクソンホール会議における、パウエルFRB議長講演の市場の反応は、「株高・債券高・ドル安」となりました。

パウエル議長は、「年内のテーパリング開始が適切」、しかし「テーパリングは利上げ時期を示す直接的シグナルではない」と述べ、FRBの金融緩和スタンスは(テーパリング開始後も)基本的に維持される見通し、との市場の見方が優勢となりました。

これを受けて、S&P500・ナスダックは最高値更新の展開でした。下はS&P500CFDの日足チャートです。
(クリックで拡大できます。)
 
米10年債利回りは一時1.30%を割り込んで低下、ユーロドルは1.18台に上昇しました。

米国株市場は、ジャクソンホール会議も無事通過となりました。上のチャートの通り、調整らしい調整がなかなか来ませんね・・・。
来週は雇用統計発表の週ですね。

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パウエル議長の講演を英語で読んでみよう

上記のジャクソンホール会議における、FRBパウエル議長の講演の重要な箇所を抜粋します。
(元データは、カンザス連銀サイトのこちらです。)

We have said that we would continue our asset purchases at the current pace until we see substantial further progress toward our maximum employment and price stability goals, measured since last December, when we first articulated this guidance. My view is that the “substantial further progress” test has been met for inflation. There has also been clear progress toward maximum employment. (※1)At the FOMC’s recent July meeting, I was of the view, as were most participants, that if the economy evolved broadly as anticipated, it could be appropriate to start reducing the pace of asset purchases this year.The intervening month has brought more progress in the form of a strong employment report for July, but also the further spread of the Delta variant. We will be carefully assessing incoming data and the evolving risks. Even after our asset purchases end, our elevated holdings of longer-term securities will continue to support accommodative financial conditions.

(※2)The timing and pace of the coming reduction in asset purchases will not be intended to carry a direct signal regarding the timing of interest rate liftoff, for which we have articulated a different and substantially more stringent test. We have said that we will continue to hold the target range for the federal funds rate at its current level until the economy reaches conditions consistent with maximum employment, and inflation has reached 2 percent and is on track to moderately exceed 2 percent for some time. We have much ground to cover to reach maximum employment, and time will tell whether we have reached 2 percent inflation on a sustainable basis.

特に重要な2か所(上記の赤字部分、※1と※2)の当サイト訳は、以下の通りです。

※1
先月7月のFOMC会議で、私は、ほとんどの参加メンバーと同様に、経済が予想どおりに大きく拡大した場合、年内に(2021年内に)資産購入のペースを落とし始める(テーパリングを開始する)ことが適切であると考えました。

※2
今後の資産購入の減少(テーパリング)のタイミングとペースは、利上げのタイミングに関する直接的なシグナルを伝えることを意図したものではありません。利上げについては、テーパリングとは別の、実質的により厳格なテストによって判断されます。

パルエル議長は、特に2番目の発言によって、緩和スタンスの維持を示して市場との対話に成功した、ということでしょうか。

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