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ランキングと個別銘柄チャートの最終更新日は、2022年12月04日です。
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コストコが小売の勝ち組である理由は、「万引きによるロス率」でわかる

コストコはなぜ勝ち組なのか

会員制倉庫型の小売大手「コストコ」(COST)は、小売セクターの勝ち組銘柄として、業績も株価も堅調です。

コストコの倉庫型店舗内の様子
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コストコは世界で789店舗(2020年7月30日現在)、うち日本でも27店舗を運営していますので、皆さんの中でもよく行かれる方がおられると思います。
コストコは、

・郊外の倉庫型店舗

・会員制のカスタマーロイヤルティ戦略
・マージンは薄い一方で、メンバーシップフィーが収益の柱
・仕入れたままの陳列で、陳列コストを下げる

などのスマートな戦略で知られています。

さて、バロンズの今週のメール記事に、「コストコがなぜ勝ち組なのか」についての興味深い分析があったので、紹介したいと思います。
(引用元:Costco Has Been on a Tear. A Low Rate of Theft Is One Reason:Barron’s)

小売業では、「Shrink」が重要な経営課題の一つ

小売業では、「Shrink」(業界用語で、顧客や従業員の万引きによるロスを意味します)をいかにおさえるかが重要な経営課題の一つです。

コストコのShrinkによるロス率は、「年間売上高の約0.12%」だそうです。スーパーマーケット業界におけるこの率の平均は、だいたい0.5%から1%の範囲とみられています。コストコの主要なライバルであるターゲット(TGT)とウォルマート(WMT)は、Shrinkロス率を開示していません。

この類の経営指標は、(自信がないと)通常は外部に開示しないでしょうね。

コストコのCFOガランティ氏によると、コストコのShirinkロス率が低い理由は、

  • メンバーシップモデルによる顧客ロイヤルティ戦略
  • 従業員との良好な関係
  • 盗難を困難にする大型・大量のアイテム
  • 入口が1つで出口が異なる店舗構成
  • 従業員がドアでレシートをチェックすることによる抑止力

などの複数の要素の組み合わせである、と説明されています。

コストコの店舗では、仕入れたままの大きなパッケージ単位で陳列されているものが多いので、もともと万引きしづらいですし、入口と出口が分かれている上に入店時・退店時のチェックがあります。

重要なポイントは従業員に対するロイヤルティ戦略

しかしより重要なのは、従業員との良好な関係の維持、すなわち「(顧客だけでなく)従業員に対するロイヤルティ戦略」にありそうです。

まず前提として、「万引きによるロスの約3分の2は、顧客によるものではなく、従業員によるものである」ことを理解する必要があります。

コストコの従業員の90%を占める時給労働者の最低賃金は、現在1時間あたり15ドル(3月には1時間あたり16ドル)で、平均賃金は1時間あたり23.50ドルです。一方ウォルマートの最低賃金は1時間あたり11ドルで、平均時給は1時間あたり14ドル以上です。
また、コストコの従業員の離職率は全体で13%、1年以上仕事をしている人の場合は6%~7%です。業界の離職率の平均は20%をはるかに超えると考えられています。また、コストコは、従業員の総健康保険費用の約90%を負担しています。

他にも:
・会員更新率は、顧客満足度を反映して約91%
・オンライン販売の割合が足元で急上昇中
・経営陣がベテランで安定している
など、株式市場の評価が高くなる要素が、いろいろとありそうです。
引き続き、要注目の銘柄であると思います。


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