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コラム

シェールガス関連

シェールガスは、地下100~2,600mにある薄片状の頁岩(けつがん:シェール)に含まれるガスです。2000年代に入り新技術が確立してシェールガスの商業生産が本格化、2008年には米国の非在来型天然ガス産出量は全産出量の50%を超え、米国の天然ガス産出量はロシアを抜いて世界一となり、「シェールガス革命」と呼ばれています。天然ガスは、化石燃料の中で同じ発熱量に対する二酸化炭素排出量が少ないことが特徴の一つです。
なお、シェールには天然ガスと石油の両方がミックスされて閉じ込められている場合も多く、天然ガスの比率が多い油田はシェールガス田、石油の比率が多い油田は、シェールオイル田、と呼び分けています。

主要なシェールガス田は:

  • Barnett:バーネット(テキサス州:このエリアの開発成功が、シェールガス革命のブレークスルー。)
  • Eagle Ford:イーグルフォード(テキサス州)
  • Fayetteville:フェイエットヴィル(アーカンソー州、オクラホマ州)
  • Haynesville-Bossier:ヘインズビル・ボシエ(テキサス州、ルイジアナ州)
  • Marcellus:マーセラス(バージニア州、オハイオ州、ペンシルバニア州、ニューヨーク州)
  • Woodford:ウッドフォード(オクラホマ州)

主要なシェールオイル田は:

  • Bakken:バッケン(ノースダコタ州)

などがあります。(下記の地図参照)

(出所:EIA http://www.eia.gov/pub/oil_gas/natural_gas/analysis_publications/maps/maps.htm

Shale_map-0001

下表は、米国の天然ガス産出量上位の企業ランキングです。オイルメジャー(Exxon、BP、Chevron、Shellなど)の他に、独立系の上場企業が多く含まれています。(出所:Chessapeake社HPより抜粋)
★操業中のリグ(掘削装置)の数(右から2番目)と、リグの前年比増減率(一番右)に注目してください。総じて操業リグは減少しています。供給過剰・ガス価格下落による生産縮小が起こっています。
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下表は、独立系の天然ガス算出企業および精製企業の株価バリュエーションをまとめたものです(時価総額順)。(2013年4月4日現在、出所:Yahoo Finance)
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メジャーを除く独立系主要Producerの月足5年チャート
(ろうそく足:Chesapeake、赤:AMEX天然ガスインデックス、青:Anadarko、オレンジ:Southwestern、紫:EOG、水色:Cabot)
★シェールガス革命は、エネルギーを利用する企業や、消費者、地方政府等に広く恩恵があります。一方で、下のチャートや上の生産量の前期比などみておわかりの通り、シェールガス生産銘柄への投資は、目先は、止めた方が無難かと思います。(ながながと書いてそれが結論かよ!という感じですが、まあ注意喚起もこのサイトの趣旨の一つということで^^)
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参考記事「シェールガス、価格上昇」

出所:日経 2013-4-20
http://www.nikkei.com/paper/article/?ng=DGKDASDC1900A_Z10C13A4FF1000

(記事要約)

  • シェールガスの日本向け輸出の解禁を前に、ガス価格が上昇。今年に入りNY先物相場は約3割上昇。18日には先物相場が100万BTU(英国熱量単位)あたり4.4ドル台と、1年9カ月ぶりの高値を付けた。昨春の安値の2.4倍の水準。
  • 米政府は現在、日本などのFTAを結んでいない国にもシェールガス輸出を認める準備中、2013年4月中にも日本向けの輸出が解禁される見込み。
  • 足元の高値は米国北中部の寒波が原因。ガス需要が急増し、米エネルギー情報局によると3月末の在庫は1年前に比べて3割減少。
  • 安価なシェールガスの登場で採算が悪化した企業が、ガス生産を縮小しているという構造要因もある。2013年4月、資源開発会社GMXリソーシズが米連邦破産法11条の適用を申請、企業淘汰も進んでいる。
  • ガス需給の逼迫はしばらく続くという見方が多い。注目されるのは今後の米国での増産ペース。ガス価格の上昇で採算性が改善すれば、企業が再びシェールガスの量産体制に入り、価格上昇に歯止めがかかることも予想される。

 



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