IG証券

【米国株.comへようこそ!】
ランキングと個別銘柄チャートの最終更新日は、2022年12月25日です。
コラム

(超注目・超割高の)スノーフレークが野心的な長期計画を発表

スノーフレークが投資家向け説明会を開催

銘柄解説 SNOW:Snowflake Inc.(スノーフレイク)
カリフォルニア州サンマテオに本社を置くスノーフレイクは、2012年に元オラクルのエンジニア達が創業した、クラウドベースのデータウェアハウスを手掛ける会社で、2020年の最大のIPOとして上場したばかりです。クラウドデ...

クラウドベースのデータウェアハウスを手掛けるスノーフレークが、2021年6月10日に、(2020年9月に上場してから初めての)投資家向け説明会(Snowflake 2021 Investor Day)をバーチャルで開催しています。

今回の投資家向け説明会の資料は、同社IRサイトで入手することができます。

とにかくこの銘柄、どれだけ注目度の高いピカピカの銘柄かは、「PSR」(株価売上高倍率)が先週金曜引け時点で「100.04」でおわかりになると思います。株価が売上高(利益ではない)の100倍です。

PSRは事業業態によりますが、一般消費財セクターなら5倍くらいで高水準、グロース株は10倍くらいで高水準です。テスラは現在16倍くらいです。

昨年(2020年)9月にIPOしてからの株価の推移は、以下の通りです。(2021年6月11日引け時点)


目次に戻る

スノーフレークの長期計画

スノーフレークは、今回の説明会で以下のような長期計画を発表しています。

2029年度の目標は、「製品収益:100億ドル、年間成長率:30%、粗利率:75%」です。(2021年1月決算の製品収益は5.54億ドルですので、収益目標はこれの約18倍です。)

これらの目標をどのように達成するかについて、最も重要なポイントは、以下のスライドです。

同社では、製品収益が100万ドルを超える大口顧客の増加を推進するモデルをたてており、2029年度までに同規模顧客を(前期の77社から)1,400社以上に増加させる目標を設定しています。これらの大口顧客の平均製品収益は、(前期の340万ドルから)550万ドルに増加すると予想しています。

つまり、大口顧客だけで、平均5.5百万ドルx1,400社=77億ドル(全体の77%)の製品収益ですね。
なお、2022年度第1四半期(2021年の2月~4月)の製品収益は、2億1380万ドルで、前年同期比110%増加しています。

これだけ強気の計画の背景について、バロンズに複数のアナリストの評価が記載されています。

「スノーフレークのクラウドベースのプラットフォームは現時点で競合他社を大幅に上回っており、その技術的能力を競合他社が大規模にキャッチアップすることは、非常に難しい。」
「スノーフレークの株価はかなりのプレミアム(割高)で取引されているが、この会社が高い成長率を続ける可能性が高いため、アウトパフォームする可能性が高い。」 
バリュエーション相当まで成長し続ける間、株価はしばらくの間中立にとどまる可能性があるが、長期的な強気相場であり続ける可能性があり、目標株価は311ドル。」
出所:バロンズ

割高で「買い時」がないですが、超注目の銘柄ですので業績のウォッチを引き続き続けたいと思います。


【(オススメ)グローバル投資戦略で最適な金融商品を選べる「IG証券」】IG証券
IG証券のメリット
日系証券の中で唯一、株価指数CFD・商品CFDの最小ロット「0.1」(これから株価指数CFD・商品CFD取引を始める場合、最小ロット「1」ではなく、最小ロット「0.1」をおすすめします。)
・日系証券の中で最も多い株価指数CFD・商品CFDの品揃え。グローバル分散投資に最適
・米国株価指数は、ダウ30、S&P500、ナスダック100、ラッセル2000、VIX指数、FANG指数(ラッセル2000を取引できるのは、日系証券ではIG証券とOANDAのみ)
・日系証券の中で唯一、24時間取引可能(いつでも決済取引が可能)
・世界の株価指数CFD:約40銘柄、株式CFD(米国株、米国ETF、欧州株、中国株、日本株等):約12,000銘柄、FX通貨ペア:101銘柄、金、原油、銅、コーンなど商品CFD:約70銘柄
・レバレッジあり、売りからも可能(信用取引と同様のトレード可能)
・リーズナブルな手数料・1株数百円~数千円から
・バイナリーオプション、ノックアウト・オプション
・ロンドン取引所上場、世界23万人以上が利用、CFD世界No1
・学習コンテンツ充実、新規口座開設キャンペーン(5万円キャッシュバック)
参考記事はこちら「株価指数CFD・商品CFDの取引は、どの証券会社を選ぶべきか?【徹底比較・2022年版】」
【(オススメ)最強のチャート分析ツールTradingView。活用方法は無限大!】

【(オススメ)グローバル分散投資に最適な江守氏のメルマガ。ヘッジファンドのノウハウを学んで投資スキルを高めよう!】

スポンサーリンク
米国株投資ガイド『米国株.com』
タイトルとURLをコピーしました