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コラム

カバードコール戦略を米国株で始めるとき、「権利落ち日(Ex-dividend date)」がとても重要な理由

はじめに

以前の記事で、オプション取引を米国株ではじめる際の基本的な戦略として、「カバードコール戦略」や「現金確保プット売り戦略」を紹介しました。

この記事では、そのカバードコール戦略において、配当の「権利落ち日(Ex-dividend date)」がきわめて重要であることをまとめておきたいと思います。

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権利落ち日(Ex-dividend date)とは?

まず権利落ち日(Ex-dividend date)とは何の日か、をまとめておきます。

配当に関する日付として、以下の4つの違いを理解する必要があります。

  • 配当宣言日(Declaration date, Announce date)とは、今回の配当や株式分割などの内容を宣言する日です。
  • 権利落ち日(Ex-dividend date)とは、配当や株式分割などを株主として受けとる権利を得る最終売買日(=権利付最終日)の翌営業日のことをいいます。
  • 権利確定日(Record Date)とは、配当や株式分割などを受け取る株主を特定するために定める日で、この日の株主名簿に記載されている株主に権利を付与します。(権利落ち日以降に売却しても、この権利は取得できます。)
  • 配当支払日(Payment Date)とは、言葉の通り、配当が支払われる日のことをいいます。

以下は、バンクオブアメリカ(ティッカー:BOA)の四半期配当に関する各日付の例です。上の4つの日付が記載されていることがお分かりいただけると思います。。
(クリックで拡大できます。)

データ元:バンクオブアメリカIRサイト

カバードコール戦略では、この「権利落ち日(Ex-dividend date)」がとても重要な意味を持っています。これについて、次章で解説していきます。

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カバードコール戦略で「権利落ち日(Ex-dividend date)」が重要な理由

上記の記事の内容をおさえていただいた上で、それではなぜカバードコール戦略で「権利落ち日(Ex-dividend date)」が重要かといいいますと:

短期のカバードコール戦略は、2つに大別できます。

  • タイプ1:カバードコール開始 → オプション期限 → 決算発表
  • タイプ2:カバードコール開始 → 権利落ち日 → オプション期限 → 決算発表

タイプ1は、一般的な(シンプルな)カバードコール戦略です。
一方タイプ2の方は、以下に説明の通り、特別な意味があるカバードコール戦略です。

イン・ザ・マネーの場合、コールオプションの買い手は、配当を受け取るために「権利落ち日(Ex-dividend date)」より前に、そのコールオプションを権利行使する可能性があります(※)。これはコールオプションの売り手、つまりカバードコール戦略をとる側からみると、オプション期限日より前に権利行使されることで、(インザマネーである限り)より短期間で当初からの想定利益を確定することができ、年間あたりの収益率を上昇させる可能性があることを意味しています。
(※ オプション期限日より前に権利行使できるアメリカンタイプのオプションであることが前提です。米国の個別株やETFはこのアメリカンタイプです。)

イン・ザ・マネーであっても、コールオプションの買い手が権利落ち前に権利を行使するかどうかは、コールオプションの売り手にはわかりません。
しかし、配当金が、このコールオプションの時間価値(オプション価格から本源的価値を控除した部分)を上回っていれば、(配当利回りがそれだけ高ければ)このコールオプションの買い手は権利行使を選択する可能性が高い、といえます。

インタラクティブ・ブローカーズ証券(IB証券)の場合、権利落ち前にコールオプションの買い手が権利行使した場合、コールオプションの売り手(カバードコール側)に以下のような通知メールが届きます。
(権利落ち前に権利行使した場合、IB証券では権利落ち日の米国東部時間の午前1時頃、日本時間では当日午後3時頃(サマータイム中は午後2時頃)にメール通知されます。)

もしコールオプションの買い手が権利落ち前に権利を行使しなかった場合でも、(インザマネーである限り)オプション期限で自動的に権利行使されます。この場合は、結果的にカバードコール戦略側は配当金が上乗せされてより高い収益額となります(日数はよりかかりますが、収益は配当金分だけより大きくなります。)

ただしオプション期限より前に権利落ち日をはさむカバードコール戦略は、基本的に権利落ち前に権利行使されることを前提とした短期のトレード戦略、といえます。

なお、オプション期限より前に権利落ち日をはさまない一般的なカバードコール戦略(上述のタイプ1)でも、権利落ち日をはさむカバードコール戦略(上述のタイプ2)でも、決算発表日はオプション期限より後であること(またはカバードコール開始より前であること)、は大前提です。

カバードコールが初心者向けの戦略といわれる最大の理由は、「相場観がなくても(エントリー後に多少株価が下落しても)利益を出せる(ことが多い)」ことにあると思います。
しかし一方、カバードコールは、中級者向けといわれるバーティカルスプレッド戦略やアイアンコンドル戦略(後日に別記事で紹介します)と比べたときのデメリットとして、「Capital Intensive(投入資金が大きい)」ことがあげられます(100株単位の現物買いが絡む戦略ですからね。)
ただし上述のオプション期限より前に配当権利落ち日をはさむカバードコール戦略は、より短期間で勝負がつくので、Capital Intensiveなカバードコール戦略の弱点を少し補うことができる、といえると思います。
以上ご参考になれば幸いです。

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