クラウドストライクがナスダック100に組み入れ
2021年8月23日、クラウドストライク・ホールディングス(ティッカー:CRWD)がナスダック100株価指数の新規構成銘柄になることを、ナスダックが発表しました。
CrowdStrike Holdings, Inc. to Join the NASDAQ-100 Index Beginning August 26, 2021
August 23, 2021
クラウドストライクは、2019年6月にナスダックに上場したばかりの、サイバーセキュリティテクノロジーの会社です。連邦政府や大企業を中心に受注を伸ばしており、またリモートワークの拡大も追い風になっています。
ナスダック100は、ナスダック上場企業のうち代表的な100社で構成される株価指数で、世界的なIT・ハイテク企業、バイオテク企業などで構成されています。ナスダック100をなぞる代表的なETFは、「QQQ」ですね。
この組み入れは、アナログ・デバイセズ(ADI)によるマキシム・インテグレーテッド(MXIM)の買収完了によるもので、クラウドストライクのナスダック100への追加は、木曜日の取引開始時から開始されます。
これを受けて、昨日火曜日のクラウドストライクは、△8.07%上昇で引けています。
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クラウドストライクは業績も好調
同社は足元の業績も好調です。
元データ:CrowdStrike Reports First Quarter Fiscal Year 2022 Financial Results
June 3, 2021
2021年2月~4月の1Q四半期の売上高は、前年同期比+70%増の3億280万ドルでした。Annual Recurring Revenue※ (ARR:年間経常収益)は74%増の11.9億ドルでした。EPS(非GAAPベース)は10セントで、前年の2セントから増加しました。
同社は8月31日に2Q四半期の決算を発表する予定です。四半期の収益は3億1830万ドル~3億2440万ドルと予測、EPS(非GAAPベース)は7セント~9セント、2022年1月の会計年度については’、収益が13億4700万ドル~13.6億ドル、EPSを35~41セントと予測しています。
以上、参考になれば幸いです。