マイクロソフトの2Q決算(2021年12月)、売上高・EPSは市場予想を上回る
マイクロソフトが2Q決算(2021年12月期)を発表しましたね。
(データ元:マイクロソフトIRサイト)
- 収益(売上高):517億ドル、前年比+20%(市場予想:509億ドル)
- EPS:2.48ドル、前年比+22%(市場予想:2.31ドル)
決算内容は総じて堅調で、3つの事業セグメントがバランス良く成長していますが、最も注目を集めるクラウド(Azure)の成長率が+46%で、前四半期の+50%から減速したことが嫌気されています。
市場全体が暴落の真っ最中で、地合いの悪さもあるでしょうね。
(データ元:マイクロソフトIRサイト)
- Productivity and Business Processセグメント(Officeおよびその他のアプリケーション)
- 収益:159億ドル(+19%)、市場予想:159億ドル、ガイダンス:157億ドル~159.5億ドル
- オフィスコマーシャル製品の収益は+14%、オフィスコンシューマーの収益は+15%
- LinkedInの収益は+37%
- Intelligent Cloudセグメント(Azureなど)
- 収益:183億ドル(+26%)、市場予想:183億ドル、ガイダンス:181億ドル~183億5000万ドル
- Azureの収益は46%増加し、前四半期の50%の成長から減速しました。
- Office365とDynamics365も含むMicrosoftCloudの収益は+32%
- More Personal Computingセグメント(Windows、Surface、Xboxなど)
- 収益は:175億ドル(+15%)、市場予想:166億ドル、ガイダンス:163.5億ドル~167億5000万ドル
- 検索およびニュース広告の収益は+32%
- PCメーカーからのWindowsOEMの収益は+25%
- Xboxのコンテンツとサービスは+10%、Xboxハードウェアは+4%
次の第3四半期(2022年3月期)の市場予想は、収益:482億ドル、EPS:2.17ドルです。
マイクロソフトのガイダンスは、決算発表後のカンファレンスコールでセグメントごとに発表されるのが通例です。