IG証券

【米国株.comへようこそ!】
ランキングと個別銘柄チャートの最終更新日は、2022年12月25日です。
コラム

リスクオフの状況まとめ(債券・金・原油が買われ、株・ビットコインが売られる。為替市場は・・)

ウクライナ情勢はさらに緊迫か

昨日は、「プーチン大統領が、親ロ派武装勢力が占領するウクライナ東部ドネツク州とルガンスク州の一部地域を独立国家として承認すると一方的に宣言」と報道され、つづいて「同大統領は同地域に平和維持軍の派遣を命令」とも報道されており、ウクライナ情勢はさらに緊迫しているようですね。

ここで、各マーケットの2022年年初からの状況を一つのチャートに重ねてみたいと思います。

水色がS&P500、オレンジが金(ゴールド)、緑が米10年国債利回り、紺色がWTI原油先物、グレーがビットコイン、赤がドル円、黒がユーロ・スイスフランです。(目盛りの違うチャートを単純に重ねているだけです。相対パフォーマンスではないのでご注意ください。)

(クリックで拡大できます。)

ウクライナ情勢の緊迫化に伴い、ここ1~2週間の各マーケットはリスクオフが顕著で、安全資産の債券と金が買われ、リスク資産の株やビットコインが急落していますね。
原油は一時トップアウトしたかのようにみえましたが、再度100ドルを目指しています。

主要各国の10年債利回りは、以下のような状況です。

主要各国の金融政策が引き締めに向かう中、直近の1週間は、各国の10年債は退避資産として買われ、利回りが下がっていますね。

ここで、ちょっと特徴的なのが為替市場です。

目次に戻る

為替市場は、まだ「全面リスクオフ」という感じではない

米国株投資とともにFXトレードもされている方は実感されていますが、足元の為替市場はそこまでのリスクオフという感じではありませんね。

以下は、2月月初からの各通貨の対ドルのパフォーマンスです。上にいくほどその通貨が強いことを意味し、また中央の水平線がドルを意味します。

確かにロシアルーブルが売られているのですが、他の通貨は極端なリスクオフの状況ではなく、どちらかというと「様子見」のように見えます。

安全通貨のスイスフランが強いですが、他の安全通貨とされるドルや円は、それほど買われていませんし、逆に先進国リスク通貨の豪ドル・NZドル・ポンドが比較的堅調です。さらに、途上国リスク通貨のブラジルレアルや南アランドの月初からの堅調がまだ崩れていないように見えます。
もうひとつの特徴は、足元の原油高にかかわらず、産油国通貨のカナダドルとノルウェークロ―ネは利上げが織り込まれて弱い点です。

以上ご参考になれば幸いです。

目次に戻る


【(オススメ)グローバル投資戦略で最適な金融商品を選べる「IG証券」】IG証券
IG証券のメリット
日系証券の中で唯一、株価指数CFD・商品CFDの最小ロット「0.1」(これから株価指数CFD・商品CFD取引を始める場合、最小ロット「1」ではなく、最小ロット「0.1」をおすすめします。)
・日系証券の中で最も多い株価指数CFD・商品CFDの品揃え。グローバル分散投資に最適
・米国株価指数は、ダウ30、S&P500、ナスダック100、ラッセル2000、VIX指数、FANG指数(ラッセル2000を取引できるのは、日系証券ではIG証券とOANDAのみ)
・日系証券の中で唯一、24時間取引可能(いつでも決済取引が可能)
・世界の株価指数CFD:約40銘柄、株式CFD(米国株、米国ETF、欧州株、中国株、日本株等):約12,000銘柄、FX通貨ペア:101銘柄、金、原油、銅、コーンなど商品CFD:約70銘柄
・レバレッジあり、売りからも可能(信用取引と同様のトレード可能)
・リーズナブルな手数料・1株数百円~数千円から
・バイナリーオプション、ノックアウト・オプション
・ロンドン取引所上場、世界23万人以上が利用、CFD世界No1
・学習コンテンツ充実、新規口座開設キャンペーン(5万円キャッシュバック)
参考記事はこちら「株価指数CFD・商品CFDの取引は、どの証券会社を選ぶべきか?【徹底比較・2022年版】」
【(オススメ)最強のチャート分析ツールTradingView。活用方法は無限大!】

【(オススメ)グローバル分散投資に最適な江守氏のメルマガ。ヘッジファンドのノウハウを学んで投資スキルを高めよう!】

スポンサーリンク
米国株投資ガイド『米国株.com』
タイトルとURLをコピーしました