足元は、米国株とルーブルに正の相関が見られる
下のチャートは、S&P500指数(目盛りは右側)と、ロシアの通貨ルーブル(目盛りは左側)を重ねて表示したものです。
ルーブルについては「米ドル/ルーブル」という通貨ペアを表示していますので、このチャートでは「下に行くほどルーブルが強い」ことを意味します。
S&P500指数が先月1月25日に直近の最安値をつけたのと同時に、ロシアの通貨ルーブルが直近の最安値をつけています。ただしその後、S&P500とルーブルは、同時に戻り基調になっています。
つまり足元の相場では、米国株とロシアルーブルに正の相関がみられますね。
市場では、ウクライナ情勢に関する懸念・リスクオフが多少後退しているということでしょうか。
とにかく足元は、ルーブルの相場をウォッチした方が良さそうです。
ご参考になれば幸いです。