モルガン・スタンレーによるアップルの3Q決算予測
アップル株を保有している方は、そろそろ今月の決算発表(4月~6月:2021年度3Q)が気になっていると思います。
アップルの決算発表は、7月27日(火曜)の予定です。
バロンズに一昨日、モルガン・スタンレーのアナリストによるアップルの3Q決算予測の記事がでていましたので、ご紹介します。
モルガン・スタンレーによるアップルの3Q決算予測
データ元:Apple’s Next Earnings Will Come in Strong, Morgan Stanley Says(バロンズ、2021-7-15)
データ元:Apple’s Next Earnings Will Come in Strong, Morgan Stanley Says(バロンズ、2021-7-15)
- 収益:747億ドル(コンセンサス予想:729億ドル)
- EPS:1.02ドル(コンセンサス予想:1.00ドル)
予測情報ですのでご注意ください。
モルガン・スタンレーのアナリストは、アップルの3Q決算が市場予想を超えると見ているようです。なお同アナリストは、今後の見通しとして以下の要素をあげています。
- サプライチェーンに関するデータはiPhoneの生産が大幅に伸びていることを示唆しており、2022年度の出荷予測を2億3100万台から2億3850万台に上方修正
- 経済正常化によるアップルストアの顧客増
- 買替え需要サイクルの改善
- 5Gの採用の増加
- バッテリー寿命とカメラの品質の向上
- Huaweiに対するシェアの向上
今年の新製品は、「iPhone13」?それとも「 iPhone12S」?
今年の秋の新iPhoneは、「iPhone13」か「 iPhone12S」になるか予測が分かれていましたが、直近のサプライチェーンレポートによれば、今年の新iPhoneは「iPhone13」の可能性が高くなったようです。
「13は不吉なのでスキップされるのでは」という予測もあったようですが、「13」の可能性が高くなったようです。
ちなみに歴代のiPhoneで、iPhone2とiPhone9はありません(スキップされています)。
新iPhoneに関するリークサイトは、英語サイトだけでなく日本語でもたくさんあるのですが、以下のサイトがメジャーかなと思います。
直近の情報をまとめると、以下のような状況のようです(あくまで予測情報です)。
- 上述の通り、名称は「iPhone13」の可能性
- サイズはiPhone12から変更なし
- iPhone 13 mini(5.4インチ)
- iPhone 13(6.1インチ)
- iPhone 13 Pro(6.1インチ)
- iPhone 13 Pro Max(6.7インチ)
- 発売日は例年どおり9月の可能性
- iPhone13 Proのカメラレンズが大きくなる可能性
- iPhone13 Proに120Hzプロモーションディスプレイの採用の可能性
- ノッチが小さくなる
- バッテリーの容量が増える
- CPUはA15で、(新型iPad Proに採用された)M1ではない
- LiDARスキャナ搭載は上記機種だけ(iPhone12シリーズと同じ)
(LiDARはこちらの関連記事もご参照) - Wi-Fi 6Eに対応
- ディスプレイ内蔵型の指紋認証
なおBloombergは、「アップルが今年発売のiPhone13シリーズの年内出荷台数を、iPhone12の2020年出荷台数から最大20%増やすべくサプライヤーに発注している」と報じています。