IG証券

【米国株.comへようこそ!】
ランキングと個別銘柄チャートの最終更新日は、2022年12月25日です。
コラム

「配当王」「配当貴族」よりも使いやすい配当株一覧表「CCCリスト」は、配当株投資にオススメ!

配当王とは?

配当王(Dividend Kings)とは、50年以上連続で増配(配当金の増加)を続けている企業のことをいいます。
2022年6月1日時点で、44銘柄が配当王となっています。
配当王44銘柄の内容は、Fools.comのサイトをご覧ください。

配当王になるには、S&P500の構成銘柄である必要はなく、単に50年以上連続増配であることが条件です。

50年以上連続増配、というのは確かにすごいと思います。ただし、配当王には毎年機械的に1セント(=100分の1ドル)ずつ増加させている銘柄が多いですよね・・。
配当のCAGR(平均年間成長率)が「10%」くらいあると、良い配当株候補になりえると思いますが。

目次に戻る

配当貴族とは?

配当貴族(Dividend Aristocrats)とは、25年以上連続で増配を続けている企業のことをいいます。こちらは、配当王とちがって、S&P500構成銘柄であることが条件です。

2022年6月1日時点で、65銘柄が配当貴族となっています。
配当貴族65銘柄の内容は、Fools.comのサイトをご覧ください。

配当貴族は、配当王よりも連続増配年数が短い(25年)ですが、S&P500の構成銘柄としての時価総額・流動性を満たしており、またセクターのバランスも考慮されているため、配当王よりも配当貴族の方がより厳選された配当株一覧、といえると思います。

目次に戻る

「配当王」「配当貴族」よりも使いやすい配当株一覧表は、「CCCリスト」

「配当王」「配当貴族」よりも使いやすい配当株一覧表として、米国の投資メディア「※Seeking Alpha(シーキング・アルファ)」のフォーラムで生まれた「CCCリスト」というリストをご紹介します。

「CCCリスト」は、連続増配25年以上の「配当チャンピオン(Dividend Champions)」と、連続増配10~24年の「配当コンテンダー(dividend contenders)」、そして連続増配5~9年の「配当チャレンジャー(dividend challenger)」で構成されています。直近のCCIリストには、全部で722銘柄が掲載されています。

※Seeking Alphaとは
Seeking Alpha(https://seekingalpha.com/)は、2004年に元ウォール街アナリストの David Jackson氏によって設立された金融メディアで、個人投資家や金融ライターによるクラウドソーシング・コンテンツで成り立っています。2021年1月時点で1,000 万人の登録ユーザーを持ち、寄稿者の多くはプロあるいはプロ並みの投資スキルがあり、同サイトの対象者は中級以上の投資家となっています。

「CCCリスト」を開発したのはDavid fish氏 (2018年に逝去) で、現在は、「Portfolio Insight」というサイトの「Radar」という上部のメニューから、無料でダウンロードできます(毎週金曜日に更新されます)。

(以下をクリックすると、ダウンロードのサイトにすすめます。「The latest Dividend Radar」のDownloadボタンのクリックでダウンロードできます。)

CCIリスト(Dividend Rader)のサンプル(クリックで拡大できます。)

上記Portfolio Insightで、自動CCIリストの開発に参画したFerdi Scheepers氏は、Seeking Alphaで有名な寄稿者で、自身も「DivGro(https://divgro.blogspot.com/)」という有名な配当株ブログを運営されています。

CCIリストは、配当株の分析・抽出に時間をかけられない多忙な投資家にとってすばらしいリストであると思います。Portfolio Insightで無料でダウンロードできるこのスプレッドシートは、毎週自動で生成されているそうです。
内容をぜひ確認してみてください。

なおFerdi氏の投資スタイルは、長期は成長配当株投資(増配を続けるクオリティ株に投資して配当をさらに再投資する戦略)で、短期はオプショントレードをされています。パフォーマンスはブログ内に明示されていますので、ご覧になってください。
Ferdi氏の本業は、映像クリエーターだそうです。配当株のプロにはこのように別の本業をもっていてチャートはあまり見ない、という方が多いと思います。健全な投資スタイルですね!この投資スタイルは本当にオススメです。

目次に戻る

Chowder Numberとは?

Portfolio InsightからダウンロードしたCCIリスト(Dividend Radar)は、エクセルの列見出しでほぼ意味がわかりますが、この中でひとつ、「Chowder Number」というの見慣れない指標があります。この指標は、Seeking Alphaの寄稿者のChowder氏が開発したもので(スープではありません)、「Chowder Rule」という以下のルールを適用します。

Chowder Numberの計算方法はシンプルで、「配当利回り + 5年間の配当成長率」です。

ここで、以下のChowder Ruleを適用します。

Chowder Rule 1・・・配当利回りが3%以上の場合は、Chowder Numberは12%以上が良好な数値である。
Chowder Rule 2・・・配当利回りが3%未満の場合は、Chowder Numberは15%以上が良好な数値である。
Chowder Rule 3・・・ユーティリティセクターの場合は、Chowder Numberは8%以上が良好な数値である。

Chowder Numberに関する参考記事はこちらです。

英語に抵抗の無い方は、ぜひSeeking Alphaを研究されると良いと思います。
貴方のオリジナル指標「~ナンバー」を開発してSeeking Alphaで発表すると、世界的に有名になるかもしれません^^
以上ご参考になれば幸いです。

目次に戻る


【(オススメ)グローバル投資戦略で最適な金融商品を選べる「IG証券」】IG証券
IG証券のメリット
日系証券の中で唯一、株価指数CFD・商品CFDの最小ロット「0.1」(これから株価指数CFD・商品CFD取引を始める場合、最小ロット「1」ではなく、最小ロット「0.1」をおすすめします。)
・日系証券の中で最も多い株価指数CFD・商品CFDの品揃え。グローバル分散投資に最適
・米国株価指数は、ダウ30、S&P500、ナスダック100、ラッセル2000、VIX指数、FANG指数(ラッセル2000を取引できるのは、日系証券ではIG証券とOANDAのみ)
・日系証券の中で唯一、24時間取引可能(いつでも決済取引が可能)
・世界の株価指数CFD:約40銘柄、株式CFD(米国株、米国ETF、欧州株、中国株、日本株等):約12,000銘柄、FX通貨ペア:101銘柄、金、原油、銅、コーンなど商品CFD:約70銘柄
・レバレッジあり、売りからも可能(信用取引と同様のトレード可能)
・リーズナブルな手数料・1株数百円~数千円から
・バイナリーオプション、ノックアウト・オプション
・ロンドン取引所上場、世界23万人以上が利用、CFD世界No1
・学習コンテンツ充実、新規口座開設キャンペーン(5万円キャッシュバック)
参考記事はこちら「株価指数CFD・商品CFDの取引は、どの証券会社を選ぶべきか?【徹底比較・2022年版】」
【(オススメ)最強のチャート分析ツールTradingView。活用方法は無限大!】

【(オススメ)グローバル分散投資に最適な江守氏のメルマガ。ヘッジファンドのノウハウを学んで投資スキルを高めよう!】

スポンサーリンク
米国株投資ガイド『米国株.com』
タイトルとURLをコピーしました