テスラの納車台数 241,300台(2021年3Q)
昨日(2021年10月2日)公表されたテスラの生産・納車台数(2021年3Q)は、以下の通り、市場予想を上回りました。(データ元:テスラIRサイト)
生産台数:Model S/X 8,941台、 Model 3/Y 228,882台:合計 237,823台
納車台数:Model S/X 9,275台、 Model 3/Y 232,025:合計 241,300台 (市場予想:220,900台)
米投資銀行パイパー・サンドラーのアナリストの強気予想(目標株価:1,200ドル)がCNBCに掲載されています↓。
バッテリー式電気自動車(BEV)市場におけるテスラのシェアはほぼ確実に低下します。これは、多くの同業者がまだBEVの販売を開始していないためです。しかし市場全体に占めるテスラのシェアは今後も上昇し続けると予想しており、BEVの市場シェアの低下は弱気の兆候と見るべきではありません。結局のところ、テスラは他のEVだけでなく、あらゆる種類の自動車と競争しています。(元データ:CNBC)
テキサス工場で株主総会を予定
テスラはまた、今週木曜日(10月7日)に、オースティン近郊の現在建設中のテキサス工場で年次株主総会を開催する予定です。今週も市場の注目が続きそうです。
テスラの本社はまだカリフォルニア州パロアルトですが、イーロン・マスク氏は既にテキサスに引っ越していますね。
なお、テスラはご存じの通り、キャシー・ウッド氏率いるARK Investの基幹ETF「ARKK」の筆頭銘柄ですね。
ここのところARKKは、テスラを売っていますが、これは他の銘柄に比べてテスラが上がりすぎたことによるポートフォリオの「リバランス」ですので、キャシー・ウッド氏がテスラについて弱気になっているということではないと考えます。