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ランキングと個別銘柄チャートの最終更新日は、2022年12月25日です。
個別銘柄の紹介

銘柄解説 NIO:NIO Inc.(ニーオ)

NIO(ニーオ)は、プレミアムEVのメーカーで「中国版テスラ」と呼ばれています。NIOの中国名「蔚来」(WeiLai)は、「Blue Sky Coming:青空がやって来る」という意味で、EVで深刻な大気汚染を解消するというミッションを示しています。

同社は2018年9月にニューヨーク証取に上場、2018年は販売好調でしたが、2019年に入ると、米中貿易摩擦や中国政府が高級EV向けの補助金を減額したことなどを受けて業績は低迷、さらにバッテリー発火事故が相次ぎました。しかし、2020年、中国政府による補助金の支援、国有企業数社からの出資などで、コロナ後に業績は回復傾向にあります。
なお中国政府にとって、EV産業の育成は千載一遇のチャンスですが、新興のニーオにとっては第一汽車や東風汽車といった国営企業との競争は明らかに不利であることが、高級EV市場で米国上場の背景にあります。

今後、テスラやニーオが成長していくのか、アップル(iCar)は参入するのか、中国国営EV企業や日欧の伝統メーカーの戦略は?、EV市場の動向には注目ですね。

なお下の動画を見ると、(テスラよりも)ニーオを応援したくなると思います。
The Story of William Li – Founder of NIO
https://youtu.be/JmjvVTxcWAk

なお、(テスラは内製ですが)ニーオは製造を外部委託するファブレス型の事業モデルです。将来のアップル・カーもファブレスでしょうね。

 


業績・株価比較チャート(米国株.com式)
四半期ごとの売上高・当期利益(および1株当たり当期利益)の推移を、日足チャートと対比させています。
(クリックで拡大できます)最終更新日:2022年12月25日


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