米国株「銅(コッパー)関連銘柄」特集:目次
(1)概要
(2)銅に投資するには?(銅関連銘柄の一覧)
(3)銅の基本的な特徴
(4)銅の需要・供給を分析してみよう
(5)世界の銅山トップ20の権益
(6)銅は将来枯渇する資源なのか?
(7)フリーポートマクモランと住友金属鉱山を比較してみました
(1)概要
(2)銅に投資するには?(銅関連銘柄の一覧)
(3)銅の基本的な特徴
(4)銅の需要・供給を分析してみよう
(5)世界の銅山トップ20の権益
(6)銅は将来枯渇する資源なのか?
(7)フリーポートマクモランと住友金属鉱山を比較してみました
はじめに
米国株「銅(コッパー)関連銘柄」特集と題して、話題のコモディティ「銅(Copper)」について、複数回の記事で掘り下げていきたいと思います。
まず、銅の先物価格(COMEX)と、S&P500構成銘柄中で唯一の銅山会社「フリーポートマクモラン(FCX)」の2000年以降の長期週足チャートは、以下の通りです。銅価格の目盛は左側、FCXの株価の目盛は右側です。
(クリックで拡大できます。)
銅価格と、フリーポートマクモランの株価の相関の高さは一目瞭然ですね。
両者は、リーマンショックを挟んで2つの長い上昇トレンドがあり、今回は約10年ぶりの上昇トレンドにあります。銅の先物価格は、リーマンショック後の最高値を足元で上抜けて、(5月13日現在)4.658ドル近辺で推移しています。
ゴールドマンサックスの報告によると、今後10年間に予測されるグリーンエネルギー需要の急激な増加によって、銅は2020年代半ばから大幅な供給不足につながる可能性があり、銅先物価格は、2025年までに6.80ドルに達すると見られています。(出所:バロンズ)
今は、まさに歴史の転換点の真っただ中、という感じですね。
次回は、まず銅の基本について、まとめてみたいと思います。