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ETFの紹介 コラム

金(ゴールド)ETFまとめ:最新手数料比較(2022年3月版)GLDMは0.1%に引き下げ

金(ゴールド)ETFは中身が同じなので、手数料が重要。

足元ではウクライナ危機によって、原油をはじめとしたコモディティ価格が上昇していますね。「有事の金」といわれる金(ゴールド)も、上昇トレンドにあります。

長期投資のポートフォリオの中で、10%程度を金で保有するのがオーソドックスな手法といわれていますが、その金を現物で保有するよりも、手軽に投資できるのが金のETFですね。

株式のETFではそれぞれ運用方針や銘柄分散などの違いがありますが、金のETFは中身は同じで、リターンも同じです。したがって、金のETFでは手数料が重要ですね。

先に結論からいいますと、ステートストリートとブラックロックの手数料引下げ競争の恩恵をうけるかたちで、「GLDM一択」で良いかと思います。

なおウクライナ危機が落ち着くと、目先の金価格はいったん下がると思いますので、長期投資でもスタートは少し待った方が良いと思います。

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金(ゴールド)ETFの手数料競争が激化。GLDMは「0.1%」に。

投資家の金需要の高まりに伴って、大手運用会社であるステートストリートとブラックロックの、金ETFをめぐる手数料競争が激化しています。

昨年(2021年)6月に、ブラックロックが、iShares Gold Trust Micro(IAUM)を0.15%の手数料率でローンチしました。このETFは、スタートから1年も経たないうちに、すでに12億ドルの資産残高となっています。

このIAUMに対抗するかたちで手数料を引き下げたのが、ステートストリートのSPDR Gold MiniShares (GLDM)です。ステートストリートは2022年2月23日、GLDMの管理手数料を0.18%から0.10%に引き下げました。GLDMはまた、2株を1株に統合することによって、1株あたりの金が100分の1オンスから50分の1オンスに増加しています。(なおその姉妹ファンドであるGLDは、1株あたり10オンスで固定されています。)

データ元:ステートストリートWebサイト
SPDR Gold MiniShares SM Trust (GLDM) Fee Reduction and Reverse Share Split
Effective February 23, 2022, the Sponsor’s annual fee on the net asset value of the SPDR Gold MiniShares Trust (GLDM) was reduced from 0.18% to 0.10%. In addition, there was a one for-two reverse share split of the shares of GLDM, after which one share of GLDM will represent approximately 1/50th of a troy ounce of gold.
金ETFについて、最新の手数料を比較したものが、以下の表です。AUM(Assets Under Management:運用資産残高)の大きい順に並べています。(2022年3月3日時点)

ティッカー銘柄名運用会社開始AUM
(Bil$)
手数料
GLDSPDR Gold Shares State Street2004-1164.30.4%
IAUiShares Gold TrustBrackRock2005-131.10.25%
GLDMSPDR Gold MiniSharesState Street2018-64.60.1%
SGOLAberdeen Standard Gold ETF TrustAberdeen2009-92.70.17%
IAUMiShares Gold Trust MicroBrackRock2021-61.20.15%
BARGraniteShares Gold TrustGraniteShares2017-81.00.1749%
AAAUGoldman Sachs Physical Gold ETF Goldman Sachs2018-70.70.18%
OUNZVanEck Merk Gold TrustVanEck2014-50.60.3%

ステートストリートのGLDは、金ETFの中で最も歴史が古く(2004年開始)、時価総額も最大ですが、一方手数料は0.4%で最も高いです。

なおOUNZは、ETFを金の現物と引き換えるオプションがついています。
参考:VanEck Merk Gold Trust allows investors to redeem their shares for physical gold.
他の一般的な金ETFは、金の現物との引き換えはできません。つまり、投資家は現金と引き換えに市場でETFを売却する必要があります。

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金の短期トレードは、金CFDで。

前章は金の長期投資としてのETFの比較でしたが、金の市場は流動性が十分に高いので、金CFDの取引として短期トレードの対象にもなります。金CFDのトレードでは、買いだけでなく売りから入ることも可能ですし、レバレッジもかけることができます。(リスク管理は当然重要です。)

足元の金相場は、長期投資よりも短期トレードに向いていますね。

金のCFD取引は、他のコモディティCFDとともにワンストップで取引できる「IG証券」がおすすめです。

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