(1)2021年は「グローバル投資戦略」で世界の様々な投資対象に目をむけよう
(2)グローバル投資戦略は、各国の「経常収支・貿易収支」の理解からはじめよう
(3)グローバル投資戦略として目先は「オーストラリア」に注目してみよう
(4)グローバル投資戦略として、各国の通貨を「グルーピング」してみよう
(5)穀物系のETN「JJG」(とうもろこし・大豆・小麦)に注目してみよう
(6)テーパリング・原油高で、「カナダドル(CAD)」に注目してみよう
とうもろこしと大豆と小麦は「穀物の主要3品目」
以下のチャートは、とうもろこし(Corn)、大豆(Soy bean)、小麦(Wheat)の価格を2018年年初から相対比較したものです。赤がとうもろこし、青が大豆、オレンジ色が小麦です。
(参考に商品市場の他のセクターとして、銅(紫色)とプラチナ(緑色)を表示しています。)
3年の期間でみると、さまざまな市場の中で仮想通貨の上昇が際立っていますが、穀物(なかでも特にとうもろこし)は、仮想通貨に次ぐ価格上昇となっています。
2020年3月のコロナショックによる急落以降は、原油や非鉄金属をはじめ商品市場全体が上昇していますが、なかでも穀物の上昇率が高い理由には、天候不順、穀物供給国側の内情、中国の輸入増など複数の理由があるようです。また穀物は、バイオ燃料や人口肉など長期的に需要を下支える要素もあります。
とうもろこし、大豆、小麦などの個別の商品CFDを取り扱う国内証券としては、以下のIG証券をおすすめします↓
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穀物主要3品目を対象としたETN「JJG」
「ETN」は「ETF」と違って裏付け資産のリスクが無い一方で、発行体の信用リスクがあるので、大手金融機関だけが発行するものです。
とうもろこし、大豆、小麦に投資するETNとして「JJG」を紹介します。まず、2020年年初からのパフォーマンスをS&P500指数と比較したものが以下のチャートです。
2020年後半からは、JJGがS&P500をアウトパフォームしていますね。
JJG:iPath Series B Bloomberg Grains Subindex Total Return ETN
JJGは、「ブルームバーグ穀物サブインデックス」に連動した運用を行います。ブルームバーグ穀物サブインデックスは、ブルームバーグ商品指数の単一指数で、トウモロコシ、大豆、小麦の3品目の先物契約で構成されています。
純資産:23.22M
年初来リターン: 8.50%
ベータ値 (5年月次) :0.22
純経費率:0.45%
開始日:2018-01-17