ARKKと米10年債利回りを比較してみよう
ARK InvestのARKK(ARKイノベーションETF)が反発中で、2カ月ぶり高値を回復してきていますので、詳しく見てみたいと思います。
下は、ARKKのろうそく足日足チャート(目盛りは右側)と、米10年債利回り(目盛りは左側)を重ねたものです。
(クリックで拡大できます。)
米10年債利回りがダブルトップ(1.17%近辺)を付けたのは5月12日で、強いCPIを受けて株価が全面安の展開でした。今から見れば、この日が「陰の極」でした。
ARKKが大底を付けたのは、翌日の5月13日です。5月14日には弱い小売売上高を受けて、リスクオンの展開が戻りました。
上のチャートの通り、その後ARKKは、長期金利の低下とともにほぼ一本調子で上昇しており、足元では3月~4月に何度かはね返されているレジスタンスラインをトライしていますね。
昨日は米国債利回りが1.48%台に低下、市場は現在のインフレが一時的な上昇に留まると確信している状況になってきました。これがIT・ハイテク株の上昇の背景になっています。
特に、「スーパー・グロース」のARKKには強烈な追い風になっています。(2月~4月は強烈な向かい風でした)
キャシーウッド氏は、ずいぶん前からインフレは一時的と言っていたので、この読みは的中でしたね。
テスラも反発中です。昨日は、インテリア・セラピューティクスが50%の急騰でした。
後は、ビットコインですかね・・・。ARKKはコインベースの買い増しを続けており、足元では保有ウエイトが10位まで上昇しています。
テスラも反発中です。昨日は、インテリア・セラピューティクスが50%の急騰でした。
後は、ビットコインですかね・・・。ARKKはコインベースの買い増しを続けており、足元では保有ウエイトが10位まで上昇しています。
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