特集:株価指数の「自動売買」をMT4ではじめてみよう
(1)はじめのサンプル
(2)参考書籍の紹介
(3)売買ロジックを考えてみよう
(4)自動売買にとって重要なスキル・経験は?
(5)自動売買に最も適した株価指数はどれか?
(6)自動売買のロジックの実例
(7)自動売買EAのバックテストによる評価方法
(8)「バックテスト」よりも「フォワードテスト」が重要
(9)24時間ずっと自動売買するための「VPS」を利用してみよう
(1)はじめのサンプル
(2)参考書籍の紹介
(3)売買ロジックを考えてみよう
(4)自動売買にとって重要なスキル・経験は?
(5)自動売買に最も適した株価指数はどれか?
(6)自動売買のロジックの実例
(7)自動売買EAのバックテストによる評価方法
(8)「バックテスト」よりも「フォワードテスト」が重要
(9)24時間ずっと自動売買するための「VPS」を利用してみよう
はじめに
この特集では、楽天が「株価指数のCFD」の取り扱いを「MT4」で始めたので、これに対応して、「MT4による株価指数の自動売買」の記事を書いています。
今回は、自動売買にあたって最も重要なスキル・経験を紹介したいと思います。
AさんとBさんの比較
ここでは、自動売買でない一般的な手動によるトレードを「裁量トレード」と呼ぶことにします。
Aさんは:
株式投資歴やFX歴が長く、様々なトレードを経験しているので、「裁量トレードのスキル・経験」は100点
自動売買はやったことがないので、「自動売買のプログラミングのスキル・経験」は0点
Bさんは:
株式投資歴が無くFXもやったことがないので、「裁量トレードのスキル・経験」は0点
すぐにEAのプログラミングを習得できたので「自動売買のプログラミングのスキル・経験」は100点
AさんとBさんのどちらが自動売買がうまくなるでしょうか?
正解はAさんです。Bさんは、まず無理です。
自動売買のツールを開発する上で、「裁量トレード」のスキルや経験がなければ、現実に勝てるロジックは作れません。
裁量トレードのスキルに比べれば、EAのプログラミングのスキルなど超カンタンです。「すごいプログラミングのEA」ではなく、「勝てるEA」を作ることが最終目的です。また、前々回に紹介した豊嶋氏のライブラリを使えば、プログラミングの精緻なところは入り込まなくても、エラーのないEAを作ることができます。
またAさんは、自動売買を加えることで、裁量トレードのスキルがさらに上がります。
この特集はまだまだ続きます。よろしくお願いいたします。