おはようございます。
本日は、日本が祝日で休場ですね。中国の春節も始まりました。
昨日の米国株市場は、主要指数がまちまちの展開、ダウ平均は+0.2%、S&P500は-0.03%、ナスダック総合は-0.25%でした。中小型株のRussel 2000が-0.72%と、主要指数では最も下げています。
引き続き追加経済対策とワクチン接種への期待が株式市場をサポートしているものの、主要指数はそろって終盤にかけて高値警戒感による戻り売りで下げて引けました。
中でもIT・ハイテク株が比較的軟調でした。テスラが下落したほか、アマゾン、アップル、マイクロソフトも軟調でした。一方、決算発表後のツイッターがプラス13.2%の大幅高でした。前年4Qの決算発表は、デジタル広告の収入が31%伸び、予想を上回りました。
注目のレディット関連では、ティルレイ(TLRY)がプラス50.9%など、医療用大麻関連銘柄が急騰しています。民主党新政権による、米連邦法でのマリファナ解禁への思惑が背景にあります。しかしレディットで共闘する手法が「株価操縦」にあたるか否かは、まだ不明です。また18日(来週木曜)には米議会下院の公聴会にロビンフッドの経営者が招致される予定です。

「株価操縦」にあたるかは「共謀(Collusion)」が要件とされており、レディット関連が共謀にあたるかは、専門家の間でも意見が分かれているようですね。なおレディットはだれでも閲覧できます。
為替市場では、米消費者物価指数(CPI)が予想を下回ったことで、インフレ期待によるドル高の持続性に懐疑的な見方を確認するかたちで、ドル安の流れが続いています。ユーロドルは買い戻しが続いており、一時1.2145ドル付近まで上昇、1.212近辺で終えています。ドル円は一時104.4まで下げています。
VIX指数は22近辺、前々日に急騰したビットコインは、44,000ドル台に下げています。
SP500, Nasaq100, Russel2000, EURUSD 1時間足チャート
(クリックで拡大できます。)
【昨日の米国市場】
DJIA: 31,437.80 (+61.97, +0.2%)
S&P500: 3,909.88 (-1.35, -0.03%)
Nasdaq Composite: 13,972.53 (-35.16, -0.25%)
Nasdaq 100: 13,655.27 (-31.82, -0.23%)
Russel 2000: 2,282.44 (-16.56, -0.72%)
Gold Future: 1,841.70 (-1)
Oil Future: 58.26 (-0.42)
US10Y: 1.145% (+UNCH)
VIX: 21.99 (+0.36)
BTC/USD: 44,496.76 (-347.42)
【本日の経済指標】
22時30分 (米) 新規失業保険申請件数
日本が祝日で休場(建国記念日)
【今週の重要な決算発表】
TWITTER INC, Feb 09
GENERAL MOTORS, Feb 10
UBER TECHNOLOGIES INC, Feb 10
PEPSICO INC, Feb 11(本日)
WALT DISNEY COMPANY, Feb 11(本日)